(WTI原油)
20日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近3月限は前営業日比1.02ドル高の60.36ドル、北海ブレント原油の期近3月限は同0.98ドル高の64.92ドル、RBOBガソリンの期近2月限 、同3.86セント高の182.38セント、NYヒーティングオイルの期近2月限は、同10.09セント高の233.85セント。
休場明けのWTI原油相場は、カザフスタンの供給不安や世界的な需要拡大への期待を背景に上昇し、一時60.51ドルまで上昇した。
WTI原油の3月限は、取引序盤に米国と欧州の対立への警戒感から売りが先行し、58.53ドルまで下落した。トランプ米大統領は17日、デンマーク自治領グリーンランドを巡る問題で、英国など欧州8カ国からのすべての輸入品に最大25%の関税を課す意向を表明した。これを受け、欧州連合(EU)は、米国に対して930億ユーロ(約17兆円)規模の追加関税など、報復措置を検討していると報じられた。欧米関係の悪化による貿易摩擦の激化が、エネルギー需要の鈍化につながるとの懸念が広がった。
ただ、こうした下振れは一時的な動きにとどまり、その後はカザフスタンの供給不安をきっかけに相場は切り返した。ロイター通信によると、同国最大のテンギス油田で、電力供給の問題により原油生産が7~10日間停止する可能性があるという。この影響で、カスピ海パイプライン・コンソーシアム経由の原油輸出が削減される見通しとなっている。
さらに、国際通貨基金(IMF)が19日に公表した最新の世界経済見通しでは、2026年の世界全体の成長率を3.3%とし、昨年10月時点の予測から0.2ポイント引き上げた。また、中国国家統計局が同日発表した2025年10~12月期の実質GDP(国内総生産)は、前年同期比4.5%増と市場予想を上回った。世界経済全体と、最大の石油輸入国である中国の景気の底堅さが示され、エネルギー需要拡大への期待も原油相場の押し上げ要因となった。
WTI原油期近3月限日足

北海ブレント原油期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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