― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
NY金
16日のNY金先物相場は続落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月物は、前日比28.3ドル(0.6%)安の1トロイオンス=4,595.4ドルで取引を終えました。ハセット氏がFRB次期議長にならない可能性が高まったとの見方から米金利が上昇し、金利の付かない資産である金先物の投資妙味が薄れるとみた売りが出ました。また、ドルがユーロなどに対して買われた場面では、ドルの代替投資先とされる金先物に売りが出やすくなりました。
先週は地政学リスクの高まりなどを背景に、米金先物相場が連日で最高値を更新する局面もありましたが、週末を控えて持ち高調整や利益確定の売りが出ました。
週明け月曜日は、買いが先行しており、直近高値を上抜けています。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクルでは、本日で36本目を形成しています。平均トップサイクルは30本、前回は31本、直近のボトムサイクルは31本であることを踏まえると、トップを形成する時間帯に差し掛かっていると考えられます。現状、目立った反転サインは点灯していませんが、各オシレーター系指標では上昇過熱感が出やすい状態にあります。目先は10日EMA(4542.95ドル付近)を維持できるか注目しています。
NYプラチナ
16日のNYプラチナ4月限は、前日比94.7ドル安の2,315.20ドルで取引を終えました。
時間外取引では、金や銀の下落につれる形で軟調となり、アジア時間から大幅安となりました。欧州時間に入っても反発力は弱く、70ドルを超える下落幅で推移しました。
日中取引では、前半にかけて一時的に下値を切り上げる場面が見られましたが、金や銀と同様に中盤から再び一段安となりました。投機筋を中心とした投げ売りが膨らんだとみられ、終始不安定な値動きとなりました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクルは、本日で35本目を形成しています。平均トップサイクルは32本、前回は33本、直近のボトムサイクルは29本であることを考慮すると、こちらもトップ形成に絡む時間帯に位置しています。ただし、1月7日の高値がすでにトップとなっている可能性もあり、実線が10日EMA(2315.24ドル付近)を確定足で下抜けた場合には、下降波動へ転じる可能性が高まります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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