― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
NY金
26日のNY金は、前日比2.90ドル安の4,502.80ドルで取引を終えました。
もっとも、先高観は依然として根強く、地政学リスクの高まりや米国の早期利下げ観測を背景とした買いが相場を下支えし、中心限月の清算値ベースでは史上最高値を更新しました。
トランプ米政権下において、ドル離れ・米国離れが進むとの見通しが、貴金属市場への資金流入を促している点も引き続き意識されています。
トランプ米大統領は、ナイジェリア政府の要請を受けて同国北部のテロ組織ISIS拠点への攻撃を実施したほか、ベネズエラのマドゥロ政権の転覆を目的として制裁対象タンカーの封鎖を継続する方針を示しています。一方で、ドル離れの一因とされる財政赤字拡大に対し、歳出削減へ本格的に取り組む姿勢は現時点では見られません。
就任当初は、政府効率化省(DOGE)を通じた歳出削減を掲げていたものの、目立った成果は乏しく、米国の債務残高は拡大基調が続いています。こうした財政不安も、安全資産としての金需要を下支えする要因と考えられます。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクル分析では、トップサイクルが本日で20本目となっています。平均サイクルは31本、前回トップサイクルも31本、直近のボトムサイクルも31本であることを踏まえると、今後あと11日程度、上昇波動が継続する可能性があると見ています。
各種オシレーター系指標においても、現時点では明確な反転シグナルは確認されておらず、引き続き上値を試す展開が想定されます。
NYプラチナ
26日のNYプラチナ4月限は、前日比23.1ドル安の10,890ドルで取引を終えました。
時間外取引では、金相場の堅調推移を受けて一時高値を更新しましたが、その後は利食い売りが出て上昇一服となりました。欧州時間に入ると相場は軟調に転じ、日中取引では利食い売りが先行したものの、押し目では買いが入り、下値は限定的となりました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクル分析では、トップサイクルが本日で19本目となっています。平均トップサイクルは32本、前回は33本であることから、今後あと13日程度、上昇波動が続く可能性があると考えられます。
各種オシレーター系指標では上昇過熱感が意識されやすい水準にあるものの、現時点で明確な反転シグナルは点灯していません。このため、当面は押し目を伴いながらも、引き続き上値を試す展開が想定されます。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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