― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
NY金
24日のNY金2月限は、前営業日比2.9ドル安の1トロイオンス=4,502.8ドルで取引を終えました。連日にわたり史上最高値を更新してきたことから、短期的な利食い売りが先行しましたが、米国の早期利下げ観測が根強いことや、地政学リスクを背景とした安全資産需要が意識され、下押しは限定的となりました。
時間外取引では、地政学的リスクを背景に一時史上最高値を更新したものの、その後は利食い売りに押され上昇一服となりました。欧州時間に入るともみ合い基調となり、日中取引では利食い売りが出たものの、押し目では買いが入り底堅い動きとなりました。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクルを見ると、トップサイクルは本日で18本目を形成しています。平均トップサイクルが31本、前回が31本、直近のボトムサイクルが31本であることを踏まえると、なお14日程度は上昇波を形成する可能性があると考えられます。
チャート上では、実線がボリンジャーバンドの+2σ上限に沿って推移しており、上昇トレンドを示唆するバンドウォークが形成されつつあります。また、オシレーター系指標においても目立った反転シグナルは確認されておらず、引き続き上値試しの展開が想定されます。
もっとも、クリスマス休暇および年末を控えたポジション調整が入りやすい時期でもあるため、短期足における反転シグナルには注意が必要です。
NYプラチナ
24日のNYプラチナ4月限は、前日比23.1ドル安の2,288.20ドルで取引を終えました。
時間外取引では、金相場の堅調さを背景に一時史上最高値を更新しましたが、その後は利食い売りが優勢となり上昇一服となりました。欧州時間では軟調に推移し、日中取引では利食い売りが出た後、押し目では買い戻しが入りました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクルでは、トップサイクルが本日で19本目となっています。平均トップサイクルは32本、前回は33本であることから、なお13日程度の上昇余地が残されている可能性があります。ただし、現在は11月21日の安値から形成されるボトムサイクルのボトムをまだ完成していない局面と考えられ、短期的な調整局面には注意が必要です。
ボトムサイクルは本日で25本目を形成しており、平均ボトムサイクル37本、前回48本を踏まえると、あと12日程度の下押し余地が生じる可能性も想定されます。
昨日の相場では、2,375.80ドルの史上最高値を付けた後に大幅下落となり、長い上ヒゲを伴う陰線を形成しました。10営業日ぶりに陰線を形成した点に加え、長い上ヒゲは一定の警戒シグナルと捉えられます。そのため、本日以降も陰線が続く展開となる場合には、調整局面入りへの警戒を強める必要があります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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