― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
22日のNY金2月限は、前営業日比82.1ドル高の1トロイオンス=4,469.4ドルで取引を終えました。米国の利下げ継続観測が相場を下支えする中、米国とベネズエラの関係悪化に加え、ウクライナ和平を巡る協議に進展が見られないことから地政学リスクの高まりが意識され、安全資産としての金需要が強まり、大幅高となりました。
時間外取引では、アジア時間から買いが優勢となり、4,400ドル台を回復しました。欧州時間に入っても上昇基調は維持され、4,450ドルを上抜く場面が見られました。その後は一時的に上げ幅を縮小したものの、50ドル超の上昇幅を保ちました。日中取引開始後は、序盤に利益確定売りが先行し上げ幅を縮小しましたが、足元のドル安に加え、来年を見据えたドル離れ観測、米国・ベネズエラ間の緊張などを背景とした地政学リスクの高まりを受け、金をポートフォリオに組み入れたいとする投資家の買い意欲は根強く、中盤以降は再び上げ幅を拡大し、上値を追う展開となりました。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクル分析では、12月1日を起点に本日で16本目のサイクルを形成しています。平均トップサイクルが31本、前回も31本であったことを踏まえると、今後も15日程度の上昇波が継続する可能性があります。また、各種オシレーター系指標は引き続き上値を試す展開を示しており、目先も上昇基調が続く可能性が高いと考えられます。
(NYプラチナ)
22日のNYプラチナ4月限は、前日比84.4ドル高の2,139.20ドルで取引を終えました。
時間外取引では、アジア時間から大幅続伸となり、2,150ドル近辺まで上げ幅を拡大しました。欧州時間に入ると、金や銀の上昇を背景に投機的な買いが一段と強まり、2,150ドルを上回る水準まで上伸しました。利食い売りを吸収しながら、100ドル超の上昇幅を維持しました。日中取引では、金・銀の大幅続伸が支援材料となり投資家心理はさらに強気となりましたが、高値警戒感も強く、序盤で上げ幅を拡大した後は、時間外取引の高値を更新できず、上げ幅を縮小しました。売り方はクリスマス休暇を控え、損切りを伴う買い戻しを余儀なくされた格好です。中盤以降は上げ幅を縮小したものの、80ドル超の上昇幅を維持して推移しました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクル分析では、本日で17本目のトップサイクルを形成しています。平均トップサイクルが32本、前回が33本であることを考慮すると、今後も15日程度の上昇波を形成する可能性があります。各オシレーター系指標では上昇の過熱感が見え始めているものの、基調としては引き続き上昇を示唆する状況に大きな変化はありません。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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※投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。




