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【海外原油市況】16日のWTI原油は、ロシア産原油の供給拡大を警戒した動きによって54.98ドルまで直近の安値を更新

2025.12.17

(WTI原油)
16日のWTI原油は、4営業日連続の下落。WTI原油の期近1月限は前日比1.55ドル安の55.27ドル、北海ブレント原油の期近2月限は同1.64ドル安の58.92ドル、RBOBガソリンの期近1月限 、同5.14セント安の168.09セント、NYヒーティングオイルの期近1月限は、同5.20セント安の212.86セント。

昨日のWTI原油は、ロシア産原油の供給拡大を警戒した動きによって54.98ドルまで下落して、直近の安値を更新した。
WTI原油の1月限は、序盤から売りが先行すると、欧州取引時間帯に2025年10月20日の安値55.99ドルを下抜けして、その後54.98ドルまで売り込まれた。
ロシアとウクライナの和平案を巡り、この日は米国とウクライナ、欧州諸国が修正案の内容を確認した。停戦後のロシアによる再侵攻を防ぐ「安全保証」は、米国を中心とした停戦監視の仕組みをつくるなどの方針が固まった。トランプ大統領は記者団に対し、和平合意について「これまでになく近づいている」と述べている。
今後は、ロシア側の対応が焦点となるが、この和平合意の実現が高まっていることで、欧米諸国の対ロシア制裁解除によるロシア産原油の供給拡大観測から、需給の緩みを警戒して、WTI原油の売り圧力が強まっている。

WTI原油期近1月限日足

北海ブレント原油期近2月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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