豪ドル円は現在103.770円付近で推移しています。高値圏での推移が続く一方、短期的にはやや上昇の勢いに鈍さがみられる状況です。
◆ スーパートレンド
スーパートレンドライン(101.463円)を明確に上回って推移しており、トレンドそのものは依然として上向きの買いシグナルを維持しています。中期的には押し目買い優勢の地合いが継続しています。
※価格の上下に表示されるラインで、相場のトレンド方向を示す指標です。価格がラインより上ならトレンドが上向き、下ならトレンドが下向きの傾向と判断できます。
◆ MACD
MACDラインはプラス圏を維持しつつ横ばい、ヒストグラムはプラス圏でほぼ横ばい、モメンタムはやや弱含み。上昇トレンドの中で短期の調整局面が続いている可能性があります。
◆ ATR(10日)
ATRは0.8239円で下向きとなり、ボラティリティがさらに低下しており、値幅の縮小 → トレンドフォローの利益が伸びにくい環境となっています。
※相場の値動きの大きさ(ボラティリティ)を表す指標です。ATRが高いほど値幅が大きく、低いほど値幅が小さい相場状況を示します。
◆ イベントコメント(豪・中銀、雇用者数)
11日に発表された豪州の11月雇用者数は、市場予想の2.0万人増に対し 2.13万人減 と、予想に反する結果となりました。9日のRBA(オーストラリア準備銀行)では政策金利が3.60%に据え置かれましたが、声明ではインフレが加速した場合には利上げの可能性を示唆していました。今回の雇用統計を受けて、次回会合での利上げ観測は後退し、豪ドルは一時 103.19円 まで下落しました。
◆ まとめ
豪ドル円は中期的な上昇トレンドを維持しているものの、MACDの弱含み、陰線形成などから、短期的には調整色が強まりつつあります。ただしATRは低下しており、急激なトレンド転換の兆候は限定的です。





