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豪ドル円:テクニカルは堅調、RBA据え置きで底堅い展開に

2025.12.10

豪ドル円は104.000円付近で推移しており、12月9日の相場では陽線を形成しました。直近の値動きは力強さを保っており、上昇基調への期待感が残る展開です。

◆ スーパートレンド
現在価格はスーパートレンドライン(約101.669円)を上回っており、相場全体としては上向き基調が維持されています。101円台後半は重要なサポート水準として機能しやすく、調整局面でも下値のめどとして意識されやすいゾーンです。
※価格の上下に表示されるラインで、相場のトレンド方向を示す指標です。価格がラインより上ならトレンドが上向き、下ならトレンドが下向きの傾向と判断できます。

◆ MACD
MACDラインはプラス圏で上昇、ヒストグラムもプラス圏で上昇しており、モメンタムは良好です。特にヒストグラムの拡大は、買い圧力が強まっている可能性を示唆しており、トレンドの継続性に対する期待感を支えています。

◆ ATR(10日)
ATRは0.819円まで低下しており、直近のボラティリティはやや縮小傾向です。大きな値動きは出にくい環境ですが、安定したレンジの中で上値追いが続きやすい状況とも言えます。
※相場の値動きの大きさ(ボラティリティ)を表す指標です。ATRが高いほど値幅が大きく、低いほど値幅が小さい相場状況を示します。

◆最近のイベント ― RBAの政策決定とその示唆
12月9日、RBAは政策金利を 3.60%で据え置いた ことを発表しました。これは市場予想どおりの結果でした。発表後、市場では利下げサイクルの終了、そして来年以降の利上げ再開の可能性に注目が集まっています。
RBAは声明および会見で、直近のインフレ持続と国内需要の堅調さを理由に、追加利下げの必要性を否定しました。むしろ「必要あれば利上げの可能性」を排除しない姿勢を示しています。
発表直後には一時豪ドル売りが出たものの、市場の失望は限定的で、やがて買いが優勢となりました。結果として、豪ドル円は対ドル、対円ともに堅調な反応を示しています。
この背景には「オーストラリア国内のインフレ鈍化見通しが後退」したことや、「利下げサイクル終了による金利差の安定」があり、豪ドル買いの材料として受け止められています。

◆今後の注目ポイント
豪ドル円はテクニカル的にもトレンド継続の条件を満たしており、RBAの政策据え置き+ハト派回避の姿勢から、豪ドル買いの基調が意識されやすい環境にあります。特に直近のMACDやスーパートレンドは強気の流れを示しており、上値余地を探る動きが続く可能性が高そうです。ただし、ATRの低下は「急激な変動にはやや弱め」というリスクも示していますので注意が必要です。

 



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