― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
9日のNY金2月限は、前営業日比18.5ドル高の1トロイオンス=4,236.2ドルで取引を終えました。あす開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測を背景に買いが入りましたが、結果を見極めたいとの思惑から全般的に様子見ムードも強く、上値は重い展開となりました。
時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測がすでにある程度織り込まれていることが上値の抑制要因となりましたが、下値も限定的でした。欧州時間帯に入ると、手仕舞い売り一巡後の押し目が買われました。日中取引では、米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数の増加が確認されたものの、押し目買いが優勢となり、相場は総じて堅調な推移となりました。
<ドル建てゴールド:タイムサイクル分析>
ドル建てゴールドのタイムサイクル分析では、10月20日の高値がトップとなり、本日で38本目の足を形成しています。平均的なトップサイクルは29本、直近のトップサイクルは30本であることを踏まえますと、すでにトップ形成の時間帯に入っていると考えられます。
したがって、目先はローソク足の実体が10日EMAを下抜ける場合、トップ完成から下降波へ移行する可能性が高まる局面と見ています。
(NYプラチナ)
9日のNYプラチナ1月限は前日比37.3ドル高の1,553.0ドルで引けました。
時間外取引では、金相場の底堅い値動きが下支え要因となりました。欧州時間帯では手仕舞い売りが出たものの、押し目は着実に買われました。日中取引に入ると、金相場の堅調な推移につれる形でプラチナも上昇しました。
<ドル建てプラチナ:タイムサイクル分析>
ドル建てプラチナのタイムサイクル分析では、12月1日の高値がトップとなる可能性が高まっているものの、ローソク足の実体が10日EMAを維持していることから、まだ明確に下降波へ転換したとは言い切れない状況です。
また、実体部分が12月1日の長い上ヒゲに絡む位置で推移していることから、高値を更新するシナリオも残されています。
目先については、本日開催されるFOMCの内容次第で相場の方向感が明確になってくる可能性が高いため、ポジション管理・新規エントリーともに慎重な対応が求められる局面と考えます。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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テクニカルアナリスト 村石
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