― 今後のサイクルとテクニカルポイント ―
(NY金)
NY金12月限は前営業日比14.7ドル高の1トロイオンス=4,094.2ドルで取引を終えました。
米長期金利が前週末比で低下基調となったことで、金利を生まない資産である金の相対的な投資妙味が意識されました。また、対ユーロを中心に主要通貨に対してドルが上値の重い展開となったことも、ドル建て金価格の押し上げ要因となりました。
時間外取引では、一時的なドル高を背景に売りが優勢となりましたが、欧州時間に入ると米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が意識され、押し目買いが入りました。日中取引では、米主要経済指標の発表を控えた買い戻しや、ウォラーFRB理事から利下げに前向きと受け取れる発言が出たことで、堅調な推移となりました。
タイムサイクル分析では、ドル建てゴールドは10月20日にトップを形成し、現在のトップサイクルは本日で27本目となります。
過去の平均トップサイクルが29本、直近のボトムサイクルも29本であった点を踏まえると、あと2日前後はトップサイクルが継続する可能性があります。
また、オシレーター系指標も上値試しの流れに変化はなく、目先はボリンジャーバンド+2σ付近や、11月13日の直近高値4,243.38ドルを試す展開が想定されます。
(NYプラチナ)
NYプラチナ(1月限)は前営業日比27.0ドル高の1,551.20ドルで引けました。
時間外では株高を背景に堅調に推移しましたが、欧州時間帯では一時上げ一服の動きとなりました。ただし押し目は買われやすく、日中取引では金相場の堅調さやウォラーFRB理事の利下げ発言が支援材料となり、買いが優勢となりました。
ドル建てプラチナのタイムサイクル分析では、11月13日にハーフトップサイクルを形成した後、下降波へ移行しました。
しかし11月21日に1,494.40ドルの安値をつけた後は押し目買いが入り、10日EMAを上抜けてきています。
今後、25日EMAを終値ベースで明確に上抜く展開となれば、上昇期へ移行する可能性が高まると考えています。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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テクニカルアナリスト 村石
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