(WTI原油)
24日のWTI原油は、4営業日ぶりに反発。WTI原油の期近1月限は前週末比0.78ドル高の58.78ドル、北海ブレント原油の期近1月限は同0.81ドル高の63.37ドル、RBOBガソリンの期近12月限 、同1.32セント高の189.66セント、NYヒーティングオイルの期近12月限は、同5.03セント高の240.61セント。
週明けのWTI原油は、米国の早期利下げ期待とウクライナ停戦の先行き不透明感を背景に59.06ドルまで上昇した。
WTI原油の1月限は、序盤に先週の軟調地合いを継続すると、欧州取引時間帯に57.42ドルまで下落した。米国とロシアの新たな和平案によって、ウクライナ停戦の期待が膨らみ、ロシア産原油の供給不安が後退して、先週のWTI原油相場は売られる展開となっていた。
しかし、57.42ドルまで下落してからのWTI原油は、米国の早期利下げ期待が再燃したことで、米エネルギー需要の拡大が連想され、59.06ドルまで急反発した。この日、ウォラーFRB(連邦準備制度理事会)理事はインタビューで、労働市場の鈍化を引き続き懸念し、12月会合での利下げ支持を改めて表明した。この発言をきっかけに、市場では早期利下げ期待が再燃し、CMEグループのフェドウオッチによる12月のFOMC(連邦公開市場委員会)で0.25%の利下げ予想が、一時80%を超えた。
また、米国とロシアの新たな和平案に対する先行き不透明感が浮上したことも、この日のWTI原油の上昇要因となった。23日に新たな和平案を巡り、米国とウクライナ、欧州各国の高官らが協議を実施した。この協議の中で、ウクライナや欧州側が和平案の内容が「ロシア寄り」だとして修正を求めており、先行き不透明感が高まっている。
WTI原油期近1月限日足

北海ブレント原油期近1月限日足

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