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【金・プラチナ相場分析】米利下げ観測下の金・プラチナ市場 タイムサイクルが示唆する次のフェーズは?

2025.11.12

― タイムサイクル分析では上昇波継続の可能性 ―

(NY金)

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月である12月限は、前営業日比5.7ドル安の1トロイオンス=4,116.3ドルで取引を終えました。米国の利下げ観測を背景に買いが先行したものの、上値では利益確定売りに押され、一時的な上昇にとどまりました。

時間外取引では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測や、米上院によるつなぎ予算案の可決を受けて買いが優勢となりました。しかし欧州時間に入ると買い一巡後はもみ合いに転じ、日中取引では時間外取引の高値を突破できず、短期筋による利食い売りが優勢となり、相場はやや軟調に推移しました。

タイムサイクル分析では、10月20日の高値を起点に本日で18本目のトップサイクルを形成しています。平均サイクルが29本、前回が30本であったことを踏まえると、あと12日程度は上昇波を継続する可能性があります。実線は25日EMAをサポートとして上昇転換しており、10日EMAを明確に下抜けない限りは、依然として買い優勢の展開が想定されます。

(NYプラチナ)

プラチナ系貴金属(PGM)は続伸しました。NYプラチナ1月限は前日比1.2ドル高で引けています。時間外取引では、米上院によるつなぎ予算案の可決や金相場の堅調を受けて買いが優勢となり、欧州時間に入ると買い戻しが進み上値を伸ばしました。日中取引では、金相場に利益確定売りが出た影響で一時的に軟化しましたが、押し目では買い意欲が確認されました。

タイムサイクル分析では、10月16日の高値を起点に本日で20本目を形成しています。平均サイクルが28本、前回が32本であったことから、今後8日から12日程度の上昇波を形成する可能性があります。実線は10日EMAおよび25日EMAを上抜けており、底固めから上昇への期待が高まりつつある局面です。

 

▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート


チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金XAUUSD)、ドル建てプラチナXPTUSD)を使用しています。


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