(NY金)
ニューヨーク商品取引所(COMEX)では、取引の中心となる12月限が前営業日比250.3ドル安の1トロイオンス=4,109.1ドルで取引を終えました。前日に大幅反発し、中心限月ベースで過去最高値を更新した直後だったことから、利益確定の売りが先行しました。さらに、ドルがユーロに対して上昇したことで、ドル建てで取引される金の割高感が意識され、相場の重しとなりました。
時間外取引では、アジア時間帯に乱高下する場面が見られましたが、後半にかけては軟調に推移しました。欧州時間に入ると下げ幅を拡大し、一時100ドルを超える下落となりました。日中取引では、ドル高の進行を嫌気した手仕舞い売りが広がり、相場は急速に値を崩しました。一時260ドルを超える下落となり、4,090ドル台まで売り込まれる場面もありました。米政府機関の再開観測が根強かったことや、テクニカル要因も下げを加速させる要因となりました。中盤でいったん下げ止まったものの、反発力は限定的で、今月半ばまでの急騰に対する反動安が続く形で、暴落基調のまま取引を終えました。
タイムサイクル分析では、実線が10日EMAを下抜けて大陰線を形成したことで、10月20日の高値がトップになったと判断しています。ボトムサイクルは本日で25本目を形成しており、平均サイクルが28本、今回のトップサイクルが30本であることを考慮すると、あと3~5日程度の下降波を形成する可能性があります。
(NYプラチナ)
プラチナ系貴金属(PGM)も大幅に反落しました。NYプラチナは前日比107.8~132.9ドル安となり、中心限月の1月限は132.9ドル安で引けました。時間外取引では金・銀相場の下落につれて軟調に推移し、欧州時間帯には一時100ドル近い下げとなりました。その後やや下値を切り上げたものの、日中取引では金・銀の一段安に歩調を合わせる形で下げ足を速め、一時150ドル近い急落となりました。1,500ドル台接近後はやや下値を切り上げたものの、金・銀の大幅安が重しとなり、結局3ケタ安で引けました。
タイムサイクル分析では、実線が10日EMAや25本EMAを下抜けて大陰線を形成しました。これにより、10月16日の高値がトップになったと判断しており、ボトムサイクルが本日で26本目を形成しており、平均サイクルが28本、今回のトップサイクルが32本であることを考慮すると、あと2~6日程度の下降波を形成する可能性があります。
▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート

チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金(XAUUSD)、ドル建てプラチナ(XPTUSD)を使用しています。
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