FX(自動売買)・CFD・商品先物(金・原油)ならフジトミ証券

投資情報ナビ

金相場は短期トップ形成の可能性 プラチナは下降波入りを示唆

2025.10.20

(NY金)

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月である12月限は、前営業日比91.3ドル安の1トロイオンス=4,213.3ドルで取引を終えました。
トランプ米大統領が予定通り中国の習近平国家主席と会談する意向を表明したことを受け、米中対立激化への懸念が後退しました。この報道を背景に、安全資産としての金への買い需要が一服し、これまで連日で史上最高値を更新していた金相場には利食い売りが優勢となりました。

時間外取引では、安全資産としての需要が根強く、アジア時間帯では一時50ドル超の上昇を維持しましたが、欧州市場では上げ幅を縮小し、20ドル前後の上昇で小じっかりとした展開にとどまりました。
その後のニューヨーク日中取引では、米長期金利の上昇やドル安一服を背景に利食い売りが先行し、相場は下落に転じました。前半は一段安となったものの、押し目買いにより一時下げ渋る場面も見られました。しかし中盤以降は再び売りが優勢となり、前日までの急騰局面に対する「修正安(調整局面)」を迎える展開となりました。

テクニカル面では、タイムサイクル分析によると、トップサイクルが本日で30本目を形成しています。10月17日の相場では6営業日ぶりに陰線を形成し、前日の大陽線との組み合わせで長い上ヒゲ陽線を形成しました。このため、17日の高値がトップとなる可能性があり、その場合トップサイクルは29本目で転換を迎えたと判断されます。
また、オシレータ系指標では過熱感が高まりを見せており、実線が5日EMA(4,205.70ドル付近)を確定足で下抜けた場合、上昇サイクルのトップ形成を終えて下降波に移行する可能性が高まります。

(NYプラチナ)

プラチナ系貴金属(PGM)は総じて大幅安となり、とくにプラチナは前日比で130~135ドル前後の下落となりました。
中心限月の1月限は大幅反落。時間外取引では、アジア株および欧州株の軟調を受けてリスク資金の利食い売りが先行し、一時100ドル超の下げ幅を記録しました。欧州市場では下げ幅をやや縮小したものの、依然として80ドル超安の軟調な展開が続きました。

日中取引では、銀相場の大幅安および金相場の下落転換が重なり、再び売り圧力が強まりました。米国株が下げ渋る場面も見られましたが、週末を控えたポジション整理の売りが上値を抑え、大幅安圏から抜け出せないまま取引を終えました。

テクニカル面では、タイムサイクル分析により、10月16日の高値がトップとなった可能性が高いと判断しています。このため、短期的には4~6営業日程度の下降波を形成するシナリオが有力です。
また、オシレータ系指標では上昇過熱感が強まりつつあり、特にMACDではヒストグラムがマイナス圏で拡大傾向を示しています。これは、上昇一服から上値の重い展開を示唆するサインとして注目されます。

▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート


チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金XAUUSD)、ドル建てプラチナXPTUSD)を使用しています。


★フジトミ証券の投資助言サービスでは日々売買サインを配信しています。
投資助言サービス【投資助言プラス+】とは

投資助言サービス
テクニカルアナリスト 村石
X(旧ツイッター)でも情報を配信しています
https://twitter.com/muraishi_fjtm



90日間お試しキャンペーン
最大100万円キャッシュバック
  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP