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金が史上最高値更新、プラチナも追随 利下げ観測とドル安で買い優勢

2025.10.17

(NY金・NY白金)

【金相場】史上最高値を連日更新、安全資産としての買い継続

ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる12月限の金先物終値は、前営業日比103.00ドル高の1トロイオンス=4,304.6ドルとなり、連日で史上最高値を更新しました。
米中貿易摩擦の激化や米政府機関の閉鎖長期化への懸念など、地政学的・政治的な不透明感が高まるなか、安全資産である金に資金が流入しています。
また、米長期金利の低下が「利息を生まない資産」である金の相対的な魅力を高め、買い地合いを一段と強める要因となりました。

時間外取引では、安全資産としての買いが先行したものの、ドル安の一服を受けて上値がやや重くなりました。欧州時間に入ると押し目買いが入ったほか、日中取引ではドル安基調や米小売売上高の伸び鈍化観測などを背景に買いが優勢となり、再び高値を更新しました。

タイムサイクル分析では、トップサイクルが本日で29本目となり、平均サイクル(28本)を考慮すると、トップ形成の時間帯に差し掛かっています。
テクニカル指標では過熱感が高まりつつあるものの、現時点で明確な反転シグナルは確認されていません。本日は週末要因による利益確定売りが出るかどうかに注目しています。

【プラチナ相場】金堅調を背景に大幅続伸、上昇基調続く

プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが大幅続伸しました。ニューヨーク・プラチナ1月限は前営業日比67.2ドル高となり、時間外取引では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金相場の堅調さを背景に買い優勢で推移しました。その後、ドル安の一服を受けて上昇が一時的に落ち着いたものの、欧州時間には押し目買いが入り、日中取引ではドル安と金堅調を背景に一代高値を更新しました。

タイムサイクル分析では、トップサイクルが本日で33本目となり、平均サイクル(28本)および前回サイクル(34本)を考慮すると、トップ形成期に近づいていると判断されます。
テクニカル面では、5日EMA(約1,670ドル)をサポートに高値を更新しており、現時点では明確な反転シグナルは確認されていません。
ただし、オシレーター系指標では上昇過熱感が強まっており、週末要因による利益確定売りに押される展開には注意が必要です。

 

▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート


チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金XAUUSD)、ドル建てプラチナXPTUSD)を使用しています。


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テクニカルアナリスト 村石
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