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金先物、過去最高値を連日更新 米中摩擦とFRB利下げ観測が追い風に

2025.10.15

(NY金・NY白金)

NY金先物市場は、中心限月12月限が前営業日比30.4ドル高の1トロイオンス=4,163.4ドルで取引を終え、連日で史上最高値を更新しました。米中貿易摩擦の激化懸念を背景に、安全資産である金への需要が一段と強まったことが上昇要因となっています。

時間外取引では、米中間の対立懸念を受けて買いが先行し、取引時間中に高値を更新しました。しかし、短期的なリスク回避の動きが広がると一時的に上値が重くなりました。その後、欧州市場に入ると押し目買いが優勢となり、堅調な展開を維持しました。日中の取引時間帯では、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測の強まりが支援材料となり、再び押し目を拾う動きが見られました。

タイムサイクル分析では、トップサイクルが本日で27本目となり、平均サイクル(28本)に絡んでいます。また各オシレータ系指標は上昇過熱感が出やすい状態にあるため、反転サインには注意が必要です。

一方、プラチナ系貴金属市場では、プラチナが反落しました。NYプラチナは中心限月1月限が前日比15.3ドル安となり、14.5〜9.8ドル安のレンジで推移しました。
時間外取引では金の堅調さや米中懸念を背景に買いが優勢となりましたが、リスク回避の動きが強まると上値を抑えられました。欧州時間には一時的な押し目買いが入ったものの戻りは限定的で、その後は戻り売りが優勢となりました。日中取引では、FRBの利下げ見通しや金の堅調地合いを背景に再び押し目買いが入りましたが、上値の重さが意識される展開となりました。

総じて、金市場では安全資産需要が継続しており、上昇基調が維持されていますが、プラチナ市場は戻り売りに押されやすく、投資家のセンチメントに差が出ている状況です。

タイムサイクル分析では、10月9日の直近高値で27本目となり、平均サイクル(28本)を考慮すると、トップ形成から下降波に転じる可能性も出始めています。目先は10日EMA(1606.74ドル付近)を確定足で下抜ける場合は、トップ完成から調整局面入りする可能性が高まります。

▼ドル建てゴールド 日足チャート

▼ドル建てプラチナ 日足チャート


チャートは、TradingView社のJPX金先物とドル建て金XAUUSD)、ドル建てプラチナXPTUSD)を使用しています。


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