(NY金・NY白金)
29日のNY金は、3営業日連続の上昇。NY金の期近12月限は前週末比46.2ドル高の3855.2ドル、NY白金の期近1月限は同28.8ドル高の1632.3ドル、NY銀の期近12月限は同36.0セント高の4701.6セント。
週明けのNY金は、引き続き米国の追加利下げ観測と安全資産の買いによって大幅続伸した。
NY金の12月限は、序盤から買いが先行すると。その後はほぼ一本調子に上昇して3862.2ドルまで最高値を更新した。年内の米追加利下げが根強いことから、米長期金利の低下がNY金の支援材料となった。また、米政府機関の一部閉鎖を警戒する動きによる安全資産の買いが、NY金の上昇基調を強めている。米つなぎ予算案の議会通過の期限が9月30日に迫っていることで、トランプ米大統領はこの日、議会の与野党指導部とつなぎ予算案を巡り協議する見通しとなっている。ただ、つなぎ予算が成立しなければ、政府機関が一部閉鎖になることから、リスクを警戒する動きが高まっている。
NY白金は、NY金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調を背景に大幅続伸した。
NY白金の1月限は、序盤から買いが先行すると1651.4ドルまで上昇して直近の高値を更新した。しかし、その後は連日の高値更新による利益確定の売りによって1618ドル台まで売られた。ただ、NY白金の下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては1638ドル台まで買い直された。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金1月限日足

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(WTI原油)
29日のWTI原油は、急落。WTI原油の期近11月限は前週末比2.27ドル安の63.45ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同2.16ドル安の67.97ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同4.25セント安の199.51セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同7.23セント安の235.66セント。
週明けのWTI原油は、産油国の増産見通しを背景に急落した。
WTI原油の11月限は、序盤から売りが先行すると、その後はほぼ一本調子に下落して62.98ドルまで崩れた。この日、OPECプラスの有志8カ国が10月5日のオンライン会合で、11月も増産する見通しが報じられた。ロイター通信によると、OPECプラスは価格上昇による市場シェア回復を狙って、少なくとも日量13万7000バレルの追加増産するとしている。
また、イラク産原油の輸出拡大が、WTI原油の下落基調を強めている。27日にイラク石油省は、北部クルド人自治区からパイプラインを通じたトルコへの原油輸出が約2年半ぶりに再開したと発表した。このパイプラインの再開によって、トルコのジェイハン港向けに日量18万~19万バレルの原油が輸送され、イラクの原油輸出は数日以内に日量360万バレル近くに増加する見込みとなっている。
WTI原油期近11月限日足

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(CBOTコーン)
29日のシカゴコーンは、小幅続落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前週末比0.50セント安の421.50セント。
週明けのシカゴコーンは、売り買い交錯する動きの中、小幅続落した。
シカゴコーンの12月限は、米国産トウモロコシの収穫進展によるハーベストプレシャー(売り圧力)を意識した動きによって序盤から売りが先行すると、米国取引時間帯に418.75セントまで下落した。しかし、安値をつけてからのシカゴコーンは、30日に発表される米国の農務省による四半期在庫報告を控えた持ち調整の動きによって422セント台まで反発した。ただ、シカゴコーンの反発は一時的な動きとなり、その後は売りと買いが交錯して、421セント台を中心とした揉み合う展開となった。
シカゴコーン期近12月限日足

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