(NY金・NY白金)
26日のNY金は、大幅続伸。NY金の期近12月限は前日比37.9ドル高の3809.0ドル、NY白金の期近10月限は同52.0ドル高の1582.0ドル、NY銀の期近12月限は同154.2セント高の4665.6セント。
週末のNY金は、米国の追加利下げ観測を背景に大幅続伸した。
NY金の12月限は、序盤に3764.0ドルまで下落した。しかし、NY金の下振れは一時的な動きとなり、その後は米国の追加利下げ観測によって3814.4ドルまで急伸した。この日発表された8月の米個人消費支出(PCE)物価指数が、前年比2.7%上昇となり、市場予想と一致した。価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は2.9%上昇となり、市場予想と同水準だった。この予想通りの結果となった米PCE物価指数の発表を受けて、年内の追加利下げに変わりがないとの見方が台頭すると、為替がドル安・ユーロ高方向に進み、NY金は買われた。
また、上昇局面ではトランプ米政権の高関税政策に対する景気悪化や貿易摩擦激化への懸念から、安全資産としてNY金は買われた。この日、トランプ米大統領は輸入医薬品に対し、10月1日から100%の関税を課すと表明した。更に、キッチン用の棚や関連製品に50%、布張りの家具に30%、大型トラックに25%の関税をそれぞれ課す方針とている。
ただし、高値をつけてからのNY金は、上げ一服の展開となり、引けにかけて3790ドル前後の水準まで上値を切り下げた。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
26日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近11月限は前日比0.74ドル高の65.72ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同0.71ドル高の70.13ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同3.54セント高の203.76セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同0.24セント高の242.89セント。
週末のWTI原油は、引き続きロシア産エネルギーの供給懸念を警戒した動きによって反発した。
WTI原油の11月限は、序盤から買いが先行すると、米国取引時間帯に66.42ドルまで上昇して直近の高値を更新した。この日、ロシア南部アフィプスキー製油所でドローンの破片が設備に落下し火災が発生した。この火災によって一次精製装置が損傷して稼働を停止したという。同製油所は8月末にウクライナのドローン攻撃を受けて、一時的に稼働を停止していたが、9月中旬に再稼働していた。
また、25日にロシアのノバク副首相はディーゼル燃料の輸出を年末まで一部禁止とガソリン輸出に関する制限措置の延長を発表している。この一連の動きによって、ロシア産エネルギーの供給懸念が高まり、WTI原油は連日買い進まれている。
ただし、直近の高値を更新した後、週末要因による持ち高調整の動きによって、WTI原油は引けにかけて65.20ドル前後の水準まで上値を切り下げた。
WTI原油期近11月限日足

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(CBOTコーン)
26日のシカゴコーンは、反落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比3.75セント安の422.00セント。
週末のシカゴコーンは、持ち高調整の動きによって反落した。
シカゴコーンの12月限は、序盤から売りが先行すると、その後はほぼ一本調子に下落して421.25セントまで崩れた。30日に発表される米国の農務省による四半期在庫報告を控え、この日のシカゴコーンは持ち高調整の動きが活発化した。米農務省は、2025年の米国産トウモロコシの収穫高と単収は過去最大となると予想している。
シカゴコーン期近12月限日足

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