(NY金・NY白金)
23日のNY金は、続騰。NY金の期近12月限は前日比40.6ドル高の3815.7ドル、NY白金の期近10月限は同80.4ドル高の1506.1ドル、NY銀の期近12月限は同39.4セント高の4460.8セント。
昨日のNY金は、米国の追加利下げ観測と地政学的リスクを警戒した動きによって大幅続伸した。
NY金の12月限は、序盤から買いが先行すると、欧州取引時間帯に3824.6ドルまで上昇して最高値を更新した。先週の米FOMC(連邦公開市場委員会)後に公表された政策金利見通しで、年内の政策金利の利下げ回数が2回想定されていることから、追加利下げ観測が根強いことでNY金は強調地合いを継続している。また、ウクライナとロシア情勢を巡る地政学的リスクがNY金の買い材料となっている。ロシアによる北大西洋条約機構(NATO)加盟国の領空侵犯を巡り、NATOの最高意思決定機関である北大西洋理事会は23日にNATO条約第4条に基づき緊急会合を開いた。このロシアとNATOの対立を警戒した動きによって、NY金は安全資産として買われた。
しかし、最高値を更新してからのNY金は、大台となる3800ドルを突破したことによって、持ち高調整や利益確定の売りが台頭して一時3783ドル台まで崩れた。ただ、その後は下げ一服の展開となり、引けにかけて3790ドル台まで買い直された。
NY白金もNY金の強調地合いと為替のドル安・ユーロ高基調に反応して大幅続伸した。
NY白金の10月限は、NY金の強調地合い引っ張られ、序盤から買いが先行した。その後、為替のドル安・ユーロ高基調によってNY白金は上昇基調を強め、米国取引時間帯に1508.7ドルまで急騰した。しかし、高値をつけてからのNY白金は上げ一服の展開となり、引けにかけて1490ドル前後の水準まで上値を切り下げた。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
23日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近11月限は前日比1.13ドル高の63.41ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同1.06ドル高の67.63ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同2.09セント高の199.91セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同3.57セント高の232.80セント。
昨日のWTI原油は、連日の下落に対する反動やロシア産原油の供給懸念を背景に急反発した。
WTI原油の11月限は、前日までの軟調地合いを維持して、序盤に61.85ドルまで下落した。しかし、61.80ドル台までの下振れは一時的な動きとなり、その後は連日の下落に対する反動や為替のドル安基調による割安感から、WTI原油は買われる展開となった。そして、米国取引時間帯にはいるとロシア産原油の供給懸念を意識した動きから、WTI原油は63.89ドルまで上昇した。ロシアとウクライナの戦闘が続く中、米国や欧州連合(EU)によるロシア産原油の輸出に対する規制強化が警戒されている。
WTI原油期近11月限日足

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(CBOTコーン)
23日のシカゴコーンは、反発。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比4.50セント高の426.25セント。
昨日のシカゴコーンは、米国産トウモロコシの豊作観測がやや後退したことで反発した。
シカゴコーンの12月限は、序盤に418.75セントまで下落した。しかし、その後は米国産トウモロコシの収穫や生育状況で予想を下回る報告によって、豊作観測がやや後退すると、シカゴコーンは426.50セントまで反発した。
米コーンベルトで農家による収穫作業が進む中、米国産トウモロコシの単収が予想を下回るような報告が一部あったという。また、22日の引け後に発表された米国産トウモロコシの生育進展で、成熟率が56%となり、5年間平均の59%を下回った。この一連の材料によって、この日のシカゴコーンは買われた。
シカゴコーン期近12月限日足

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