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【海外商品市況】10日のNY金は3697.5ドルまで上昇した後、反落。NY白金は急反発、WTI原油は続伸

2025.09.11

(NY金・NY白金)
10日のNY金は、小幅反落。NY金の期近12月限は前日比0.2ドル安の3682.0ドル、NY白金の期近10月限は同25.7ドル高の1397.8ドル、NY銀の期近12月限は同25.9セント高の4160.0セント。

昨日のNY金は、売り買い交錯する動きの中、清算値ベースで小幅反落した。
NY金の12月限は、序盤に利益確定の売りによって3651.4ドルまで下落した。9日にNY金は3715.2ドルまで最高値を更新したが、その後は利益確定の売りによって、下落基調となっていた。しかし、3651ドル台まで下落してからのNY金は、引き続き米国の利下げ観測が根強いことで買い拾われる動きになると、米国取引時間帯に3697.5ドルまで上昇した。ただ、高値をつけてからは11日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、売りと買いが交錯する動きになると、引けにかけて3680ドル前後の水準まで上値を切り下げた。

一方、NY白金は為替のドル安・ユーロ高方向の動きとNY金の堅調地合いによって急反発した。
NY白金の10月限は、序盤に1371.2ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高方向の動きとNY金の堅調地合いに反応すと、NY白金は1415.0ドルまで急反発した。ただ、高値をつけてからのNY白金は、11日の米CPIの発表を控えた利益確定の売りによって1400ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。

NY金12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油)
10日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近10月限は前日比1.04ドル高の63.67ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同1.10ドル高の67.49ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同1.55セント高の200.80セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同1.38セント高の233.37セント。

昨日のWTI原油は、引き続き地政学的リスクによる買いによって続伸した。
WTI原油の10月限は、序盤から買いが先行すると、米国取引時間帯に64.08ドルまで上昇した。この日、ウクライナを狙ったとみられるロシアの複数のドローンがポーランド領空内に侵入して、ポーランド軍はこれを一部撃墜した。北大西洋条約機構(NATO)の領空内でロシアのドローンが撃墜されたのは初めてとなり、地政学的リスクの高まりや欧米によるロシアへの制裁強化が警戒され、WTI原油は買われた。
しかし、高値をつけてからのWTI原油は、米国の原油在庫の増加を意識した動きによって、63.70ドル台まで上値を切り下げた。10日に発表されたEIA(米エネルギー情報局)による週間在庫統計で、原油在庫が前週比390万バレル増となり、市場予想の100万バレル減に反して大幅な在庫の積み増しとなった。ガソリン在庫は、同150万バレル増(市場予想は20万バレル減)、中間留分在庫は同470万バレル増(市場予想は4万バレル増)となり、在庫は大幅に増加した。

WTI原油期近10月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
10日のシカゴコーンは、続落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比2.75セント安の417.00セント。

昨日のシカゴコーンは、引き続き持ち高調整の動きによって続落した。
シカゴコーンの12月限は、序盤から売りが先行して417セントまで下落したが、その後420.00セントまで反発した。12日に公表される米国の農務省による需給報告を控え、持ち高調整の動きとなった。しかし、420セント台までの上昇は一時的な動きとなり、引けにかけて416.75セントまで続落した。米農務省の需給報告は、米国産トウモロコシの単収予測は下方修正する見通しとなっている。ただ、収量は引き続き過去最大が維持される公算が大きいことから、シカゴコーンは上値を切り下げている。

シカゴコーン期近12月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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