(NY金・NY白金)
2日のNY金は、続騰。NY金の期近12月限は前週末比76.1ドル高の3592.2ドル、NY白金の期近10月限は同41.7ドル高の1412.2ドル、NY銀の期近12月限は同86.9セント高の4159.2セント。
休場明けのNY金は、安全資産としての買いによって続騰した。
NY金の12月限は、序盤に3578ドル台まで続伸した後、3506ドルまで下落した。しかし、その後は安全資産としての買いが膨らむと3602.4ドルまで急伸して最高値を更新した。
8月29日に米国の連邦巡回区控訴裁判所は、トランプ米大統領が導入した相互関税などについて「大統領の権限を大幅に越えている」との一審結果を支持して、違法との判断を下した。これに対し、トランプ米大統領は上訴の意向を明らかにしており、最高裁の判断に委ねられる見通しとなっている。また、先日トランプ米大統領から解任通告を受けたクックFRB(連邦準備制度理事会)理事の違法性を主張した訴訟も最終的に最高裁に持ち込まれる公算が大きくなっている。この大統領の権限と中央銀行の独立性を巡る不透明な状況から、安全資産として金が買い進まれる動きとなった。
NY白金は売り買い交錯する動きの中、3営業日連続で上昇した。
NY白金の10月限は、序盤に為替のドル安・ユーロ高基調を背景に1440.3ドルまで上昇した。しかし、その後は為替がドル高・ユーロ安方向の動きになると、NY白金は1387ドル台まで崩れた。ただ、1387ドル台までの下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては、為替が再びドル安・ユーロ高方向に戻り、NY白金は1420ドル前後の水準まで買い直された。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
2日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近10月限は前週末比1.58ドル高の65.59ドル、北海ブレント原油の期近11月限は同0.99ドル高の69.14ドル、RBOBガソリンの期近10月限は、同5.44セント高の204.28セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同6.97セント高の237.44セント。
休場明けのWTI原油は、需給の引き締まりを警戒した動きによって急反発した。
WTI原油の10月限は、序盤から買いが先行して、一時66.03ドルまで上昇した。この日、ロシアの石油精製施設がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、同国の石油精製能力は少なくとも日量110万バレル(全体の約17%)失うとされている。このロシア産石油の供給混乱が、WTI原油の買い材料となった。また、停戦に応じようとしないロシアに対する米国の追加制裁が警戒されていることも支援材料となった。
しかし、高値をつけてからのWTI原油は為替のドル高基調を背景に利益確定の売りが台頭すると、64.77ドルまで下落した。ただ、WTI原油の下振れは一時的な動きとなり、その後は米国のイランへの制裁強化のよる需給の引き締まりが再び意識されると65.70ドル台まで買い直された。
この日、米国はイラン産原油の供給網を対象にした制裁を科した。制裁となったのは、イラクとセントクリストファー・ネービスの二重国籍を持つ実業家が主導する海運会社と船舶のネットワークとなっている。この海運会社と船舶のネットワークは、イラン産原油をイラク産に偽装して輸送していたとされている。
WTI原油期近10月限日足

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(CBOTコーン)
2日のシカゴコーンは、3営業日連続の上昇。シカゴコーンの中心限月12月限は、前週末比2.75セント高の423.00セント。
休場明けのシカゴコーンは、好調な米国産トウモロコシの輸出需要を背景に続伸した。
シカゴコーンの12月限は、序盤に414.00セントまで下落した。しかし、シカゴコーンの下振れは一時的な動きとなり、その後は先週末からの上昇基調に戻ると、シカゴコーンは423.50セントまで続伸した。上昇局面では、好調な米国産トウモロコシの輸出需要が支援材料となった。
この日発表された米国産トウモロコシの週間輸出検証高は、140万7050トンとなり予想レンジの85万~150万トンの上限に近い水準となった。
シカゴコーン期近12月限日足

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