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【海外商品市況】22日のNY金は3447.5ドルまで大幅続伸、NY白金は反落、WTI原油は続落

2025.07.23

(NY金・NY白金)
22日のNY金は、3営業日連続の上昇。NY金の期近8月限は前日比37.3ドル高の3443.7ドル、NY白金の期近10月限は同13.7ドル安の1482.0ドル、NY銀の期近9月限は同22.1セント高の3955.5セント。
昨日のNY金は、安全資産としての買いが集まり大幅続伸した。NY金の8月限は、序盤に売りが先行して欧州取引時間帯に3394.9ドルまで下落した。しかし、その後はリスク回避による安全資産の買いによって、NY金は3447.5ドルまで急伸した。米国の相互関税の上乗せ分が発動される8月1日が近づく中、貿易相手国・地域の貿易協議への警戒感が一段と高まっている。特にEU(欧州連合)との関税協議の行方が注目され、EUは8月1日までに合意できなければ、米国に対するより広範な対抗措置を検討している。この対抗措置は、米国のサービス業なども対象にできる「経済的威圧」とされている。この米国と貿易相手国・地域の貿易摩擦による景気の先行き不安から、NY金は連日買い進まれている。
一方、NY白金は利益確定の売りによって反落した。NY白金の10月限は、序盤に1502.0ドルまで上昇した。しかし、その後は利益確定の売りが台頭すると、NY白金は1465.9ドルまで崩れた。ただ、NY白金の1465ドル台までの下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては為替のドル安・ユーロ高基調を背景に1480ドル台まで下げ幅を縮小した。

NY金8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油)※WTI原油の中心限月は、9月限に変更
22日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近9月限は前日比0.64ドル安の65.31ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同0.82ドル安の68.39ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同3.00セント安の210.19 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同5.74セント安の245.18セント。
昨日のWTI原油は、欧米のエネルギー需要の先行き懸念によって続落した。WTI原油の9月限は、序盤から売りが先行して米国取引時間帯に64.82ドルまで崩れた。米国とEU(欧州連合)の関税協議の行方が注目される中、EUは米国の関税発動となる8月1日までに合意できなければ、米国に対するより広範な対抗措置を検討している。この対抗措置は、米国のサービス業なども対象にできる「経済的威圧」とされている。この欧米間の貿易摩擦の激化による経済活動の停滞が警戒され、エネルギー需要の先行き懸念が連想された。しかし、安値をつけてからのWTI原油は、為替のドル安基調による割安感から買い拾われる動きとなり、引けにかけて65.40ドル台まで下げ幅を縮小した。

WTI原油期近9月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
22日のシカゴコーンは、続落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比4.25セント安の418.00セント。
昨日のシカゴコーンは、米国産トウモロコシの好調な作柄状況と天候リスクの後退によって続落した。シカゴコーンの12月限は、序盤から売りが先行して416.75セントまで続落した。21日の引け後に発表された米国産トウモロコシの作柄状況は、優」と「良」の合計の割合が前週と変わらず74%となった。ただ、74%はこの時期としては、2016年以来の高水準となっている。また、先週から米国産トウモロコシの主要産地となる米コーンベルトで、気温の上昇による作柄への影響が警戒されていた。しかし、週中から降雨予報により天候リスクが後退している。

シカゴコーン期近12月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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