(NY金・NY白金)
21日のNY金は、大幅続伸。NY金の期近8月限は前週末比48.1ドル高の3406.4ドル、NY白金の期近10月限は同39.1ドル高の1495.7ドル、NY銀の期近9月限は同87.0セント高の3933.4セント。
週明けのNY金は、米国の長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調を背景に大幅続伸した。NY金の8月限は、序盤から買いが先行した。その後、米長期金利が低下して為替がドル安・ユーロ高基調に進むと、NY金は3416.9ドルまで急伸した。トランプ米政権が新たに設定した関税率の発動日が近づいている中、米国と貿易相手国の交渉の難航が警戒されている。特にEU(欧州連合)は、米国への対抗姿勢を鮮明にしており、8月6日に予定する第1弾の報復関税に続き、第2弾についても準備を進めているとされている。このトランプ米政権の高関税政策による先行き不透明が状況から、米長期金利が低下して為替はドル安・ユーロ高の動きとなった。
NY白金も急反発した。NY白金の10月限は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に1511.4ドルまで直近の高値を更新した。しかし、その後は上げ一服の展開から1479ドル台まで上値を切り下げた。ただ、NY白金の下振れは一時的な動きとなり、引けにかけて1490ドル台まで買い直された。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
21日のWTI原油は、小幅続落。WTI原油の期近8月限は前週末比0.14ドル安の67.20ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同0.07ドル安の69.21ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同2.15セント安の213.19 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同5.62セント高の250.92セント。
週明けのWTI原油は、需給の引き締まり観測の後退によって小幅続落した。WTI原油の8月限は、序盤に67.76ドルまで上昇した。しかし、その後は需給の引き締まり観測の後退によって66.46ドルまで売られた。18日にEU(欧州連合)がロシアへの新たな追加制裁を合意したことで、先週末はロシア産原油の供給混乱が警戒された。しかし、21日は追加制裁によるロシア産原油の供給混乱が、限定的になるとの見方が台頭した。この日、ロシアのペスコフ大統領報道官は定例会見で、「われわれは制裁への耐性を既に身に付けた」と述べて、その影響を一蹴した。ただ、安値をつけてからのWTI原油は、為替のドル安基調によって下落局面から買い拾われる動きとなり、引けにかけて67.00ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。
WTI原油期近8月限日足

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(CBOTコーン)
21日のシカゴコーンは、反落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前週末比5.50セント安の422.25セント。
週明けのシカゴコーンは、米国産トウモロコシの天候リスクの後退観測によって反落した。シカゴコーンの12月限が、序盤から売りが先行すると、米国取引時間帯に420.00セントまで下落した。先週末は米国産トウモロコシの主要産地となる米コーンベルトで、気温の上昇による作柄への影響が警戒されていた。しかし、週明けは降雨予報による天候リスクの後退観測が台頭している。米コーンベルトの予報では、週半ばまで急激な暑さが警戒されているが、その後は降雨が予想されている。ただ、安値をつけてからのシカゴコーンは、下げ一服の展開となり、引けにかけて422セント台まで下げ幅を縮小した。
シカゴコーン期近12月限日足

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