(NY金・NY白金)
17日のNY金は、反落。NY金の期近8月限は前日比13.8ドル安の3345.3ドル、NY白金の期近10月限は同37.1ドル高の1472.1ドル、NY銀の期近9月限は同18.4セント高の3830.3セント。
昨日のNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調を背景に反落した。NY金の8月限は、序盤から為替のドル高・ユーロ安基調によって売りが先行すると、米国取引時間帯に3314.3ドルまで崩れた。この日、米国の6月小売売上高が発表され、前月比0.6%増加と市場予想の0.1%増加を大きく上回った。また、同時刻に発表された新規失業保険申請は、前週比7000件減の22万1000件となり、5週連続の改善となった。この強気な内容となった米経済指標の発表を受けて、為替のドル高・ユーロ安基調が一段と進んだ。しかし、安値をつけてからのNY金は、為替がドル安・ユーロ高方向に戻ると徐々に下げ幅を縮小して、引けにかけて3345ドル台まで下げ幅を縮小した。
一方、NY白金は大幅続伸した。NY白金の10月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安基調を背景に1425.3ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高方向の戻りとNYパラジウムの強調地合いによって、NY白金は1495.6ドルまで上昇して直近の高値を更新した。NYパラジウムは、ロシアとウクライナの戦闘の激化による供給懸念から、3営業日連続で上昇している。ロシアは、世界のパラジウム生産の約4割を占めている主要生産国となっている。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
(WTI原油)
17日のWTI原油は、4営業日ぶりの反発。WTI原油の期近8月限は前日比1.16ドル高の67.54ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同1.00ドル高の69.52ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同2.64セント高の217.04 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同7.31セント高の246.46セント。
昨日のWTI原油は、中東情勢の悪化による供給不安から急反発した。WTI原油の8月限は、序盤に為替のドル高基調が圧迫要因となって66.29ドルまで下落した。しかし、その後は中東情勢の悪化を背景にエネルギーの供給不安が台頭すると、WTI原油は67.69ドルまで上昇した。16日にイラク北部クルド自治区にある油田がドローン攻撃を受けて、原油生産量は日量14~15万バレル落ち込み、半減している。また、同日にイスラエル軍がシリアの首都ダマスカスで国防省などを空爆したことで、イスラエルとシリアの対立の激化懸念が台頭している。この一連の動きから、中東からのエネルギーの供給不安が警戒され、WTI原油の買い材料となった。
WTI原油期近8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
(CBOTコーン)
17日のシカゴコーンは、4営業日ぶりの反落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比3.00セント安の421.00セント。
昨日のシカゴコーンは、米国産トウモロコシの輸出需要の低下を背景に下落した。シカゴコーンの12月限は、週明けからの上昇基調を維持すると序盤に425.75セントまで上昇した。しかし、その後は連日の上昇に対する持ち高調整と米国産トウモロコシの輸出需要の低下によって、シカゴコーンは一時419.50セントまで急反落した。この日発表された米国産トウモロコシの週間輸出成約高は、今年度の純成約高が9万7600トンとなり市場予想レンジの50~120万トンを大きく下回った。
シカゴコーン期近12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/
【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi
関連記事




