(NY金・NY白金)
16日のNY金は、急反発。NY金の期近8月限は前日比22.4ドル高の3359.1ドル、NY白金の期近10月限は同4.9ドル安の1413.1ドル、NY銀の期近9月限は同0.90セント高の3811.9セント。
昨日のNY金は、為替のドル安・ユーロ高基調をきっかけに急反発した。NY金の8月限は、前日の急反落に対する反動によって序盤から買いが先行すると3349ドル台まで戻したが、その後3326.1ドルまで売られた。しかし、安値をつけてからのNY金は、為替のドル安・ユーロ高基調をきっかけに3385.8ドルまで急反発した。この日、トランプ米大統領がパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長を解任する可能性があると報じた。この報道によって、外国為替市場ではドル売りが活発化して為替はドル安・ユーロ高基調に進んだ。ただ、為替の過度なドル安・ユーロ高基調の動きは一時的な動きとなり、報道後にトランプ米大統領が解任を「計画していない」と否定したことで、為替がドル高・ユーロ安方向に戻るとNY金は3350ドル台半ばの水準まで上げ幅を縮小した。
NY白金も為替のドル安・ユーロ高基調によって急反発した。NY白金の10月限は、序盤に1410.4ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高基調をきっかけに1447.5ドルまで上昇した。ただ、高値をつけてからのNY白金は、為替のドル高・ユーロ安方向の戻りから、一時1430ドル割れの水準まで下振れする動きも見せた。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
16日のWTI原油は、3営業日連続の下落。WTI原油の期近8月限は前日比0.14ドル安の66.38ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同0.19ドル安の68.52ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同2.56セント安の214.40 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同1.37セント安の239.15セント。
昨日のWTI原油は、米国の需給の緩みを背景に続落した。WTI原油の8月限は、序盤に67.01ドルまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高・ユーロ安基調によって、WTI原油は上値を切り下げる展開となった。そして、米国取引時間帯に同国の需給の緩み観測が台頭すると、WTI原油は65.42ドルまで崩れた。この日発表されたEIA(米エネルギー情報局)による週間在庫統計で、原油在庫は前週比390万バレル減となり、市場予想の60万バレル減より在庫は減少した。一方、ガソリン在庫は同340万バレル増と、市場予想の100万バレル減に反して在庫は大幅増加した。中間留分在庫も420万バレル増となるり、市場予想の20万バレル増を上回った。このガソリン在庫の大幅な積み増しによって、夏場のドライブシーズンがピークを迎える中、燃料需要の落ち込みが示されたことで、市場では需給の緩み観測から失望売りが台頭した。ただ、安値をつけてからのWTI原油は、為替のドル安・ユーロ高基調や中東産原油の供給不安によって66.80ドル台まで戻した。この日、パウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の解任に関する報道をきっかけに、外国為替市場でドル売りが活発化したことから、ドル建てで取引されるWTI原油は割安感から買い拾われた。また、イラク北部にあるクルド自治区の油田がドローン攻撃を受けて、同地区加盟企業の大半が操業の一時停止を発表した。これにより原油の供給不安が台頭している。
WTI原油期近8月限日足

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(CBOTコーン)
16日のシカゴコーンは、3営業日連続の上昇。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比4.25セント高の424.00セント。
昨日のシカゴコーンは、引き続き持ち高調整の動きによって続伸した。シカゴコーンの12月限は、序盤から買いが先行すると、そのままほぼ一本調子に上昇して425.75セントまで続伸した。週明けから売りポジションの買い戻しの動きが継続していることで、シカゴコーンは戻り基調となっている。また、米国産トウモロコシの主産地となる米コーンベルトで、7月後半の2週間に気温が上昇する見通しとなっており、カンザス州・ミズーリ州・イリノイ州では作物に軽度のストレスが生じる可能性が意識された。
シカゴコーン期近12月限日足

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