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【海外商品市況】9日のNY金は3325.6ドルまで反発、NY白金は下落、WTI原油は3営業日連続の上昇

2025.07.10

(NY金・NY白金)
9日のNY金は、4営業日ぶりに反発。NY金の期近8月限は前日比4.1ドル高の3321.0ドル、NY白金の期近10月限は同6.0ドル安の1385.3ドル、NY銀の期近9月限は同11.9セント安の3663.0セント。
昨日のNY金は、米国の長期金利の低下が支援材料となって反発した。NY金の8月限は、序盤に前日からの軟調地合いを維持すると、欧州取引時間帯に3290.2ドルまで下落した。しかし、安値をつけてからのNY金は、安値拾いの買いや米長期金利の低下によって出直りの動きとなり、清算値決定後に3325.5ドルまで上昇した。日本時間3時に公表された米国のFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨で、大半の参加者がトランプ政権の高関税政策によるインフレの上振れ圧力は「一時的か小幅」にとどまると指摘した。また、年内に政策金利を「いくらか引き下げることが妥当となる可能性がある」との認識を示していたことが判明した。これによって、米長期金利が一段と低下して、NY金の買い基調は強まった。
一方、NY白金は為替のドル高・ユーロ安基調によって反落した。NY白金の10月限は、序盤に1405.0ドルまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり、NY白金は1366.6ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからのNY白金は、為替のドル高・ユーロ安基調が一服したことで1380ドル台半ばの水準まで下げ幅を縮小した。

NY金8月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油)
9日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近8月限は前日比0.05ドル高の68.38ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同0.04ドル高の70.19ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同0.29セント高の218.79 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同3.21セント安の230.92セント。
昨日のWTI原油は、売り買い交錯する動きの中、続伸した。WTI原油の8月限は、前日からの需給の引き締まり観測を背景に68.94ドルまで続伸した。8日に発表されたEIA(米エネルギー情報局)による短期見通しで、2025年の米石油生産量を前月見通しから下方修正となった。また、先週末から紅海沖でイエメンの親イラン武装勢力フーシ派が貨物船を攻撃しており、中東地域の治安悪化によるエネルギーの供給懸念が再燃している。しかし、高値をつけてからのWTI原油は、トランプ米政権の高関税政策による先行き懸念から、67.70ドルまで下落した。この日、トランプ米大統領は新たにフィリピンなど7カ国に対して新関税率を通知する書簡を公表した。これにより米国と相手国との貿易摩擦激化への懸念が警戒され、WTI原油の圧迫要因となった。ただ、WTI原油の下振れは一時的な動きとなり、再び需給の引き締まり観測から、WTI原油は68.80ドル台まで買い直された。日本時間23時30分に発表されたEIAによる週間在庫統計で、原油在庫は前週比710万バレル増となった。一方、ガソリン在庫は同270万バレル減、中間留分在庫は80万バレル減となった。原油在庫は大幅な積み増しとなったが、ガソリン在庫と中間留分在庫が市場予想(150万バレル減と30万バレル減)を上回る減少となったことで、需給の引き締め観測が再燃してWTI原油は買い直された。しかし、引けにかけては、売り買いが交錯して、68.30ドル前後の水準まで上値を切り下げた。

WTI原油期近8月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
9日のシカゴコーンは、3営業日ぶりに反発。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比1.25セント高の415.50セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いや持ち高調整の動きによって反発した。シカゴコーンの12月限は、週明けからの下落基調を維持すると、411.75セントまで安値を更新した。米国産トウモロコシの良好な作柄状況が、週明けからのシカゴコーンの下落要因となっている。しかし、安値をつけてからは、11日に発表される米農務省の需給報告を控えた持ち高調整や安値拾いの買いによって、シカゴコーンは416.50セントまで反発した。

シカゴコーン期近12月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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