(NY金・NY白金)
2日のNY金は、3営業日連続の上昇。NY金の期近8月限は前日比9.9ドル高の3359.7ドル、NY白金の期近10月限は同74.8ドル高の1433.5ドル、NY銀の期近9月限は同33.0セント高の3672.7セント。
昨日のNY金は、米国の早期利下げ観測によって続伸した。NY金の8月限は、3日に発表される米国の6月雇用統計の発表を控えた持ち高調整の動きによって、序盤に3327.2ドルまで下落した。しかし、NY金の下振れは一時的な動きとなり、その後は米国の早期利下げ観測が台頭すると、引け前に3371.0ドルまで買い進まれた。この日発表された6月のADP全米雇用者数で、非農業部門の民間就業者数が前月比3万3000人減となり市場予想の9万5000人増を大きく下回った。この労働市場の悪化を示す内容となった雇用関連指標の発表を受けて、早期利下げ観測が台頭したことで為替がドル安・ユーロ高方向に進み、NY金は買われた。
NY白金は為替のドル安・ユーロ高基調を背景に急騰した。NY白金の10月限は、序盤に1359.1ドルまで下落した。しかし、その後のNY白金は出直りの動きとなり、米国取引時間帯に為替がドル安・ユーロ高基調に進むと、NY白金は1447.9ドルまで急騰して直近の高値を更新した。上昇局面では、工業用需要の拡大観測が支援材料となった。白金は、ハイブリッド車(HV)や水素自動車の触媒で使用され、世界的な自動車メーカーによるハイブリッド車の生産拡大計画が指摘されている。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
2日のWTI原油は、大幅続伸。WTI原油の期近8月限は前日比2.00ドル高の67.45ドル、北海ブレント原油の期近9月限は同2.00ドル高の69.11ドル、RBOBガソリンの期近8月限は、同2.26セント高の212.29 セント、NYヒーティングオイルの期近8月限は、同8.48セント高の241.17セント。
昨日のWTI原油は、地政学的リスクとトランプ米政権の貿易交渉の進展によって大幅続伸した。WTI原油の8月限は、序盤に65.23ドルまで下落した。しかし、その後はイランの核開発計画の継続見通しによる地政学的リスクを警戒した動きによって、WTI原油は66.40ドル台まで上昇した。この日、イランのペゼシュキアン大統領はIAEA(国際原子力機関)との協力を停止する法律の施行を表明した。これによってイランの核開発の実態把握が難しくなる可能性が高くなり、イスラエルや米国との対立による地政学的リスクが警戒された。ただ、66.40ドル台まで上昇した後のWTI原油は、米国の原油やガソリン在庫の増加によって65.20ドル台まで売り直された。日本時間23時30分に発表されたEIA(米エネルギー情報局)による週間在庫統計で、原油在庫は前週比380万バレル増となり市場予想の180万バレル減に反して大幅な積み増しとなった。ガソリン在庫は、同420万バレル増加となり、こちらも市場予想の20万バレル減に反して在庫は急増した。しかし、引けにかけては、トランプ米大統領がベトナムと貿易協定で合意したことを明らかにしたことで、WTI原油は買い進まれる動きとなり67.58ドルまで大幅続伸した。
WTI原油期近8月限日足

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(CBOTコーン)
2日のシカゴコーンは、急反発。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比11.50セント高の433.50セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いや連休前の持ち高調整の動きによって急反発した。シカゴコーンの12月限は、序盤に417.50セントまで下落した。しかし、その後は安値拾いの買いと4日の米独立記念日による連休を控えた持ち高調整の動きによって、シカゴコーンは434.00セントまで急反発した。
シカゴコーン期近12月限日足

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