(NY金・NY白金)
27日のNY金は、急落。NY金の期近8月限は前日比60.4ドル安の3287.6ドル、NY白金の期近10月限は同63.1ドル安の1351.9ドル、NY銀の期近9月限は同55.4セント安の3637.0セント。
週末のNY金は、リスク回避の買いが後退して急落した。NY金の8月限は、序盤から売りが先行すると、米国取引時間帯に3266.5ドルまで崩れた。この日、中国は米国にレアアース(希土類)の輸出を迅速化すると報じられた。一方、米国は対中輸出規制の一部緩和に踏み切るとされている。この米中の関税交渉の進展が見られたことで、リスク回避として買われていた金が売られる動きとなった。また、この日ベセント米財務長官は主要18カ国との関税交渉について、9月1日のレーバーデーまでにさまざまなディール(取引)が成立する可能性があると語ったことも、NY金の圧迫要因となった。しかし、安値をつけてからのNY金は、下げ一服の展開となり、引けにかけて3280ドル台まで下げ幅を縮小した。
NY白金は、利益確定の売りによって急落した。NY白金の10月限は、序盤に1440.5ドルまで高値を更新した。しかし、その後はNY金の値崩れや連日の高値更新による過熱感から、NY白金は利益確定の売りが台頭して1333.0ドルまで急落した。下落局面では、為替のドル高・ユーロ安基調もNY白金の圧迫要因となった。ただ、安値をつけてからのNY白金は、下げ一服の展開となり、引けにかけて1350ドル台まで下げ幅を縮小した。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足

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(WTI原油)
27日のWTI原油は、3営業日連続の上昇。WTI原油の期近8月限は前日比0.28ドル高の65.52ドル、北海ブレント原油の期近8月限は同0.04ドル高の67.77ドル、RBOBガソリンの期近7月限は、同0.92セント安の208.98セント、NYヒーティングオイルの期近7月限は、同5.29セント安の230.72セント。
週末のWTI原油は、安値拾いの買いによって続伸した。WTI原油の8月限は、6月24日に64.00ドルまで下落してからの戻り基調を維持すると、米国取引時間帯に66.09ドルまで上昇した。しかし、その後はOPECプラスの大規模な増産方針の継続報道を受けて、WTI原油は64.80ドルまで崩れた。この日、一部メディアはOPECプラスが8月に日量41万1000バレルの増産を検討する用意があると報じた。OPECプラスの有志8カ国は、過去3か月間に同水準の増産を決定しており、7月6日予定されている会合でも合意される見通しが浮上している。
WTI原油期近8月限日足

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(CBOTコーン)
27日のシカゴコーンは、6営業日ぶりに反発。シカゴコーンの中心限月12月限は、前日比6.00セント高の427.00セント。
週末のシカゴコーンは、持ち高調整の動きによって反発した。シカゴコーンの12月限は、序盤から買いが先行して428.00セントまで反発した。この日は、連日の下落に対する安値拾いの買いや30日に発表される作付け面積と四半期在庫を控えた持ち高調整の動きが、シカゴコーンの上昇要因となった。
シカゴコーン期近12月限日足

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