(NY金・NY白金)
4日のNY金は、反発。NY金の期近8月限は前日比22.1ドル高の3399.2ドル、NY白金の期近7月限は同19.1ドル高の1090.0、NY銀の期近7月限は同1.5セント高の3464.8セント。
昨日のNY金は、米国の長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調を背景に反発した。NY金の8月限は、序盤に売り買い交錯する動きとなり、3360ドル台から3390ドル台のレンジで揉み合う動きとなった。しかし、その後は弱気な米経済指標の発表をきっかけに、米長期金利が低下して為替がドル安・ユーロ高基調になると、NY金は3409.7ドルまで上昇した。この日発表された5月のADP全米雇用報告は、非農業部門の民間就業者数が前月比3万7000人増となり、市場予想の11万人増を大きく下回った。また、5月のISMサービス業購買担当者景況指数(PMI)は、49.9となり前月の51.6から低下して、景況拡大と縮小の分岐点となる50を割り込んだ。この雇用と景気の後退を示す内容となった米経済指標の結果を受けて、米長期金利は低下した。ただし、NY金の3400ドル台までの上昇は一時的な動きとなり、引けにかけては3390ドル台半ばの水準まで上げ幅を縮小した。
NY白金も為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となって続伸した。NY白金の7月限は、週明けからの強調地合いを維持すると、欧州取引時間帯に1091ドル台まで続伸した。しかし、その後はNYパラジウムの値崩れによって、NY白金は1073ドル台まで上げ幅を縮小した。ただ、NY白金の下振れは一時的な動きとなり、米国取引時間帯から為替がドル安・ユーロ高基調に進むと、NY白金は1092.4ドルまで上値を切り上げた。
NY金8月限日足
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NY白金7月限日足

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(WTI原油)
4日のWTI原油は、3営業日ぶりに反落。WTI原油の期近7月限は前日比0.56ドル安の62.85ドル、北海ブレント原油の期近8月限は同0.77ドル安の64.86ドル、RBOBガソリンの期近6月限は、同4.48セント安の203.40セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は、同2.98セント安の207.01セント。
昨日のWTI原油は、米国のエネルギー需要の鈍化を警戒した動きによって反落した。WTI原油の7月限は、為替のドル安基調とカナダの山火事による供給懸念を背景に63.9ドルまで上昇した。しかし、その後は米国のエネルギー需要の鈍化観測が台頭して、WTI原油は62.17ドルまで崩れた。この日発表された米国の週間在庫統計で、原油在庫は前週比430万バレル減と市場予想の100万バレル減を上回る在庫の取り崩しとなった。一方、ガソリン在庫は同520万バレル増となり、市場予想の60万バレル増ら大幅な積み増しとなった。中間留分在庫も同420万バレル増と、市場予想の100万バレル増を大幅に上回った。ドライブシーズンに入った直後に、石油製品在庫の大幅積み増しが確認されたことで、市場では今後の米エネルギー需要の鈍化が警戒された。ただ、62.10ドル台までの下落は一時的な動きとなり、引けにかけては62.80ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。
WTI原油期近7月限日足

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(CBOTコーン)
4日のシカゴコーンは、小幅続伸。シカゴコーンの中心限月7月限は、前日比0.25セント高の438.75セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いと為替のドル安基調によって小幅続伸した。シカゴコーンの7月限は、前日に434.25セントまで直近安値を更新してからの安値拾いの買いによって、序盤から上昇した。その後、為替のドル安基調が支援材料になると、シカゴコーンは446.00セントまで上値を切り上げた。ただ、446.00セントまで上昇してからのシカゴコーンは、米国産トウモロコシの順調な作付けと作柄状況が圧迫要因となり、引けにかけて438セント台まで上げ幅を縮小した。
シカゴコーン期近7月限日足
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