(NY金・NY白金)
28日のNY金は、続落。NY金の期近6月限は前日比5.5ドル安の3294.9ドル、NY白金の期近7月限は同4.7ドル安の1074.6、NY銀の期近7月限は同151.1セント安の3316.0セント。
昨日のNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調を背景に続落した。NY金の6月限は、序盤に売り買いが交錯して3300ドルを中心に揉み合う展開となった。その後、欧州取引時間帯に入ると、為替がドル安・ユーロ高方向に進み、NY金は3324.5ドルまで上昇した。しかし、NY金の3324ドル台まで上昇は一時的な動きとなり、為替がドル高・ユーロ安基調に転換すると、NY金は大引け前に3273.5ドルまで下落した。下落局面では、29日に公表される1~3月期の国内総生産(GDP)改定値や30日の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えた持ち高調整の売りも、NY金の圧迫要因となった。
NY白金も為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり続落した。NY白金の7月限は、欧州取引時間帯に為替のドル安・ユーロ高方向の動きから1100.9ドルまで上昇した。しかし、その後は為替がドル高・ユーロ安基調に転換したことで、NY白金は米国取引時間帯に1073.0ドルまで崩れた。ただ、引けにかけては、下げ一服の展開から1080ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。
NY金6月限日足
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NY白金7月限日足

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(WTI原油)
28日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近7月限は前日比0.95ドル高の61.84ドル、北海ブレント原油の期近7月限は同0.81ドル高の64.90ドル、RBOBガソリンの期近6月限は、同1.77セント高の208.81セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は、同0.87セント高の208.81セント。
昨日のWTI原油は、OPECプラスの産油政策の維持によって反発した。WTI原油の7月限は、序盤に60.85ドルまで下落した。しかし、WTI原油の61ドル割れの動きは一時的となり、その後はOPECプラスの産油政策の維持を背景に62.54ドルまで急反発した。この日、OPECプラスは閣僚級会合をオンラインで開催して、2026年末まで協調減産の継続と現行の生産調整方針を維持することで合意した。協調減産は日量200万バレル、自主減産による生産調整は同165万バレルとなっている。ただ、高値をつけてからのWTI原油は、OPECプラスの有志8カ国による自主減産の緩和観測によって61.50ドル前後まで上値を切り下げた。OPECプラス全体の生産調整は維持となったが、OPECプラスの有志8カ国は31日に会合を開き、7月の供給量を決める見通しとなっている。今回の会合では、日量41万1000バレルを増産することで合意する見込みとなっており、WTI原油の上値を抑える要因となった。
WTI原油期近7月限日足

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(CBOTコーン)
28日のシカゴコーンは、急反落。シカゴコーンの中心限月7月限は、前日比8.50セント安の451.00セント。
昨日のシカゴコーンは、米国産トウモロコシの作付け進捗率の向上が圧迫要因となり急反落した。シカゴコーンの7月限は、序盤に為替のドル安方向の動きによる割安感から463.00セントまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高基調と米国産トウモロコシの作付け進捗率の上昇によって、シカゴコーンは450.00セントまで急反落した。27日の引け後に発表された米国産トウモロコシの作付け進捗率は、87%となり前年の81%と5年平均の85%を上回る結果となった。この順調な作付け状況によって生産高の上昇が期待され、シカゴコーンの圧迫要因となった。
シカゴコーン期近7月限日足
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