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【海外商品市況】19日のNY金は3252.9ドルまで反発、NY白金も上昇、WTI原油は小幅続伸

2025.05.20

(NY金・NY白金)
19日のNY金は、急反発。NY金の期近6月限は前週末比46.3ドル高の3233.5ドル、NY白金の期近7月限は同15.7ドル高の1005.9ドル、NY銀の期近7月限は同15.3セント高の3250.7セント。
週明けのNY金は、再び安全資産としての買いによって急反発した。NY金の6月限は、序盤に3252.9ドルまで急伸した。先週末に米国の格付け会社ムーディーズ・レーティングスは、米国債の格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたと発表した。これを受けて週明けのNY金は、米国債が売られた替りに安全資産として買われた。ただ、その後のNY金は上げ一服の展開から、3210ドル前後の水準まで上値を切り下げた。しかし、NY金の下振れは一時的な動きとなり、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に、NY金は再び3251ドル台まで買い直された。3251ドル台まで上昇してからのNY金は、為替がドル高・ユーロ安方向に戻ると、引けにかけて3230ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。
NY白金も為替のドル安・ユーロ高基調によって反発した。NY白金の7月限は、序盤にNY金の上昇に反応して995ドル台まで上昇した後、987.1ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高基調をきっかけにNY白金は買い直される展開となり、米国取引時間帯に上昇基調が強まると、2025年5月12日の高値1009.0ドルを上抜けして1009.6ドルまで直近の高値を更新した。

NY金6月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油)
19日のWTI原油は、小幅続伸。WTI原油の期近6月限は前週末比0.20ドル高の62.69ドル、北海ブレント原油の期近7月限は同0.13ドル高の65.54 ドル、RBOBガソリンの期近6月限は、同0.30セント安の213.88セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は、同1.29セント安の212.77セント。
週明けのWTI原油は、米国とイランの核合意への期待が後退したことを背景に続伸した。WTI原油の6月限は、序盤に売りが先行して61.57ドルまで下落した。この日発表された中国の4月の鉱工業生産が、前年比6.1%と前月の7.7%から低下した。4月の小売売上高も前年比5.1%と前月の5.9%から鈍化した。この弱気な結果となった中国の経済指標の発表を受けて、同国の景気減速によるエネルギー需要の後退が連想された。しかし、WTI原油の下振れは一時的な動きとなり、その後は為替のドル安基調による割安感と米・イランの核問題に対する合意期待が後退したことで、WTI原油は米国取引時間帯に63.40ドルまで急伸した。この日、米国側がウラン濃縮活動の停止にこだわるなら、両国間協議は進まないとイラン政府高官の発言が報じられた。このイラン政府高官の発言をきっかけに、核合意の後退観測からイラン産原油の供給混乱の継続が、WTI原油の支援材料となった。ただ、高値をつけてからのWTI原油は、為替のドル高方向の戻りによって、引けにかけて62.70ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。

WTI原油期近6月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
19日のシカゴコーンは、反発。シカゴコーンの中心限月7月限は、前週末比4.00セント高の447.50セント。
週明けのシカゴコーンは、為替のドル安基調が支援材料となり反発した。シカゴコーンの7月限は、安値拾いの買いによって序盤から反発した。5月13日に436.50セントまで下落してから、下振れ局面では安値拾いの買いによって反発するパターンが続いている。その後、為替のドル安基調による割安感によって、シカゴコーンの買い圧力が強まると、米国取引時間帯に449.75セントまで上昇した。ただ、引けにかけては上げ一服の展開から、447セント台まで上値を切り下げた。

シカゴコーン期近7月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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