24日のNY金は、急反発。NY金の期近6月限は前日比比54.5ドル高の3348.6ドル、NY白金の期近7月限は同0.7ドル高の980.3ドル、NY銀の期近5月限は同4.4セント安の3350.3セント。
昨日のNY金は、安値拾いの買いと為替のドル安・ユーロ高基調を背景に急反発した。NY金の6月限は、前日の暴落に対する安値拾いの買いによって序盤に3377.0ドルまで急反発した。しかし、その後は米国と中国の貿易戦争の緩和観測によって、再び利益確定の売りや持ち高調整の動きから、NY金は米国取引時間帯に3329ドル台まで上値を切り下げた。ただ、NY金の3330ドル前後までの下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料になると、NY金は3361ドル台まで買い直された。
NY白金は、売り買い交錯する動きの中、清算値ベースで小幅続伸した。NY白金の7月限は、前日の急反発に対する利益確定の売りによって974.7ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり、NY白金は984.4ドルまで続伸した。ただ、NY白金の984ドル台までの上昇は一時的な動きとなり、引けにかけては、再び利益確定の売りによって977ドル台前後の水準まで上値を切り下げた。チャートは、先週から985ドル前後まで上昇すると、その後は上値の重い動きが続いている。
NY金6月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金7月限日足
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(WTI原油)
24日のWTI原油は、反発。WTI原油の期近6月限は前日比0.52ドル高の62.79ドル、北海ブレント原油の期近6月限は同0.43ドル高の66.55ドル、RBOBガソリンの期近5月限は、同2.18セント高の210.57セント、NYヒーティングオイルの期近5月限は、同1.68セント高の214.37セント。
昨日のWTI原油は、為替のドル安基調を背景に反発した。WTI原油の6月限は、前日の下落に対する反動と為替のドル安基調による割安感から買いが先行すると、米国取引時間帯に63.31ドルまで上昇した。しかし、その後は産油国の増産観測によって、WTI原油は上値を抑えられ61.99ドルまで下落した。23日にOPECプラスの複数のメンバーが、6月からの生産方針に対し増産の拡大を提案すると報じられている。ただ、WTI原油の62ドル前後までの下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては、引き続き為替のドル安基調が支援材料となって62.80ドル前後の水準まで買い直された。
WTI原油期近6月限日足
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(CBOTコーン)
24日のシカゴコーンは、5営業日ぶりに反発。シカゴコーンの中心限月7月限は、前日比4.75セント高の484.00セント。
昨日のシカゴコーンは、為替のドル安基調と米国産トウモロコシの輸出需要を背景に反発した。シカゴコーンの7月限は、為替のドル安基調による割安感から買いが先行した。その後、好調な米国産トウモロコシの輸出需要が支援材料になると、シカゴコーンは485.25セントまで上昇した。この日発表された米国産トウモロコシの週間輸出成約高は、115万2900トンとなり、市場予想レンジ80万~130万トンの上限近い水準となった。しかし、高値をつけてからのシカゴコーンは、米コーンベルトの作付け遅れの改善期待によって、引けにかけて484セント前後の水準まで上値を切り下げた。
シカゴコーン期近7月限日足
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