(貴金属市場)
18日の金標準は、4営業日連続の上昇。金標準の中心限月2月限は前日比9円高の1万5350円。
夜間立会の金標準2月限は、NY金の軟調地合いと為替の円高基調を背景に1万5094円まで下落した。しかし、その後はNY金の出直りの動きと為替の円安方向への戻りによって、金標準は1万5324円まで下げ幅を縮小した。NY金の6月限は、グッドフライデーによる3連休を控えた利益確定の売りによって3296.4ドルまで下落した後、3341ドル前後の水準まで戻した。
日中立会は、NY金が休場となっている状況の中、金標準は1万5396円まで上昇した。しかし、その後は上げ一服の展開になると、金標準は1万5350円前後の水準で推移した。
NY金は、4月17日に3371.9ドルまで最高値を更新した後、上げ一服となっている。ただし、米国と中国の貿易戦争の激化懸念が根強く、休場明けも強調地合いが予想される。金標準も最高値を更新してから上値を切り下げているが、下振れ局面では買い拾われる動きが続いている。まだ、NY金の強調地合いが予想されることから、金標準も再び最高値を更新する動きになると見たい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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