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【貴金属市場】2日の金標準は急反落して、一時1万5021円まで下落

2025.04.02

(貴金属市場)
2日の金標準は、急反落。金標準の中心限月2月限は前日比80円安の1万5112円。
夜間立会の金標準2月限は、NY金の軟調地合いと為替の円高基調を背景に1万5021円まで急反落した。しかし、金標準の1万5021円までの下振れは一時的な動きとなり、その後はNY金の出直りの動きによって金標準は1万5100円前後の水準まで下値を切り上げた。NY金の6月限は、3176.9ドルまで最高値を更新した後、持ち高調整と利益確定の売りによって3130.5ドルまで崩れた。ただし、3130ドル台まで下落してからのNY金は、安全資産の買いが根強いことで、引けにかけて3150ドル前後の水準まで戻した。
日中立会は、NY金が3160ドル台まで上昇して為替が円安方向に進むと、金標準は1万5192円まで下げ幅を縮小した。しかし、金標準の1万5192円までの戻りは一時的な動きとなり、その後はNY金が3143ドル台まで下落したことで、金標準は1万5079円まで売り直された。ただ、日中立会の引けにかけては、1万5110円前後の水準まで下値を切り下げた。
日中のNY金は3163.8ドルまで上昇した後、為替のドル高・ユーロ安基調によって3139ドル台まで下落している。今晩は、トランプ米政権の相互関税の詳細が発表される予定となっている。よって、NY金は相互関税の発表待ちとなっており、それまで不透明な動きが続くとみたい。金標準は、前日から乱高下する動きとなっており、トランプ米政権の相互関税の発表後の相場の急変に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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