（貴金属市場）
２７日の金標準は、３営業日連続の上昇。金標準の中心限月２月限は前日比１５円高の１万４７３９円。
夜間立会の金標準２月限は、序盤にＮＹ金の強調地合いに反応して１万４７４３円まで最高値を更新した。しかし、最高値を更新してからの金標準はＮＹ金の乱高下に引っ張られ１万４６５６円まで下落したが、その後は１万４６７０円台から１万４７２０円台のレンジで揉み合う展開となった。ＮＹ金の４月限は、３０３６１ドルまで上昇した後、３０１８ドルまで下落するなど、乱高下する動きとなった。
日中立会は、為替の円高方向の動きによって、金標準は１万４６８４円まで下落した。しかし、その後はＮＹ金が３０４３ドル台まで上昇すると、金標準は１万４７５４円まで続伸して再び最高値を更新した。ただし、 日中立会の引けにかけては、ＮＹ金の上げ一服の動きによって、金標準は１万４７４０円前後の水準まで上値を切り下げた。
日中のＮＹ金は、為替のドル安・ユーロ高基調によって３０４３．７ドルまで上昇している。再び、ＮＹ金は高値圏まで上昇しており、最高値の３０６５．２ドルを試す動きになるか注目されている。金標準は、１万４７５４円まで最高値を更新しているが、ＮＹ金の強調地合いによって再び最高値を更新する動きが予想される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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