（貴金属市場）
１４日の金標準は、急騰。金標準の中心限月２月限は前日比３１４円高の１万４３６８円。
夜間立会の金標準１２月限は、ＮＹ金の強調地合いによって１万４２８０円まで急騰した。ＮＹ金の４月限は、貿易摩擦の激化懸念と地政学的リスクへの警戒感によって３００１．５ドルまで上昇して史上最高値を更新した。
日中立会は、ＮＹ金が３００５ドル台まで最高値を更新して為替が円安方向に進むと、金標準は１万４３７３円まで上げ幅を拡大した。
日中のＮＹ金は、引き続き安全資産の買いによって３００５．７ドルまで最高値を更新している。ただ、今晩のＮＹ金は３０００ドルまで到達したことに対する利益確定の売りや週末要因による持ち高調整の動きによって、下振れが警戒される。金標準も連日の上昇に対する高値警戒によって、夜間立会では上値の重い動きが予想される。ただ、トランプ政権の高関税政策による世界的な貿易摩擦の拡大懸念を背景に、金は安全資産として買われやすい状況となっているので、下振れ局面では買い拾われる動きが続くと見たい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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