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【貴金属市場】5日の金標準は大幅続伸して、1万4158円まで上昇

2025.03.05

(貴金属市場)
5日の金標準は、大幅続伸。金標準の中心限月2月限は前日比183円高の1万4149円。
夜間立会の金標準12月限は、序盤にNY金の強調地合いと為替の円安基調を背景に1万4118円まで続伸した。しかし、その後は、NY金の上げ一服の為替の円高方向の戻りによって1万3944円まで下落した。ただ、金標準の下振れは一時的な動きとなり、夜間立会の引けにかけては為替が再び円安基調に戻り、金標準は1万4120円前後の水準まで上昇した。NY金の4月限は、安全資産の買いによって2939.8ドルまで続伸した後、2920ドル台後半まで上値を切り下げた。
日中立会は、為替の円安基調が支援材料となり、金標準は序盤に1万4154円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後は為替の円安基調が一服したことで、金標準は14084円台まで上値を切り下げた。ただ、金標準のした押しは一時的な動きとなり、日中立会の引けにかけてはNY金が2932ドル台まで続伸すると、金標準は1万4158円まで上げ幅を拡大した。
日中のNY金は、2912.8ドルまで崩れた後、2932.5ドルまで買い直されている。引き続き、安全資産の買いと為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって、NY金は強調地合いを継続している。ただ、今晩から米国の雇用関連指標の発表が続くので、NY金は相場の急変に注意したい。今晩は、日本時間22時15分に2月のADP民間部門雇用者数の発表が予定されている。金標準は、NY金の強調地合いと為替の円安基調を背景に1万41158円まで続伸している。まだ、米ドル/円相場は不安定な動きとなっているが、NY金は強調地合いを維持していることから、金標準の上昇基調は続くとみたい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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