(貴金属市場)
18日の金標準は、3営業日ぶりに反発。金標準の中心限月12月限は前日比92円高の1万4285円。
夜間立会の金標準12月限は、序盤にNY金の戻り基調によって1万4248円まで反発した。しかし、その後は為替の円高基調を背景に、金標準は1万4181円まで下落した。
日中立会は、NY金の戻り基調の継続と為替の円安方向の動きによって、金標準は序盤から買いが先行して1万4322円まで急反発した。しかし、日中立会の引けにかけては、為替の円安方向の動きが一服すると、金標準は1万4280円台まで上げ幅を縮小した。
日中のNY金は、週明けからの戻り基調を継続すると2928ドル台まで反発している。先週末に2889.9ドルまで下落してから30ドル以上の戻りをみせている。ただ、本日は米長期金利が上昇して為替はドル高・ユーロ安方向の動きとなっていることから、米国取引時間帯での値崩れが警戒される。金標準は、NY金の戻りと為替の円安方向の動きによって、前日の安値から180円以上の反発となっている。ただし、NY金と米ドル/円相場の不安定な動きが警戒されることから、夜間立会では金標準は乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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