(貴金属市場)
17日の金標準は、急落。金標準の中心限月12月限は前週末比212円安の1万4193円。
先週末の夜間立会の金標準12月限は、NY金の値崩れと為替の円高基調を背景に1万4200円まで急落した。NY金の4月限は、週末要因による持ち高調整と利益確定の売りによって2889.9ドルまで崩れた。
週明けの日中立会の金標準は、序盤に1万4138円まで下げ幅を縮小した。しかし、安値をつけてからの金標準はNY金の戻りによって1万4256円まで反発した。ただ、金標準の1万4250円台までの戻りは一時的な動きとなり、その後は為替の円高基調が圧迫要因となり1万4159円まで売り直された。日中立会の引けにかけては、為替の円安方向の戻りによって、金標準は1万4190円前後の水準まで下げ幅を縮小した。
日中のNY金は、2916.4ドルまで反発した後、2901ドル台まで上げ幅を縮小している。ただ、今晩のNY金はプレジデントデーのため、時間外取引のみとなっている。よって、薄商いが予想され、NY金の乱高下に注意したい。金標準は、1万4200円割れまで急落している。夜間立会では、NY金の乱高下と為替の円高基調によって、金標準の一段の下値切り下げの動きが警戒される。
金標準の日足チャート
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