(貴金属市場)
21日の金標準は、反落。金標準の中心限月12月限は前日比9円安の1万3661円。
夜間立会の金標準12月限は、序盤にNY金の強調地合いに反応して1万3684円まで続伸した。しかし、その後は為替の円高基調の動きとNY金の値崩れによって1万3568円まで下落した。NY金の2月限は、序盤に2759.2ドルまで上昇したが、その後は2736ドル台まで崩れた。
日中立会は、NY金が2722ドル台まで下値を切り下げると、金標準は1万3558円まで売り込まれた。しかし、その後はNY金が2746ドル台まで戻り、金標準は為替の円安方向の動きもあってい一時1万3679円まで買い直された。
日中のNY金は、トランプ米大統領の就任してから為替のドル・ユーロが不安定な動きとなり、NY金も乱高下している。まだ、市場ではトランプ大統領の発言に一喜一憂する動きが続くと見られ、NY金の値動きの荒い展開が続くと見たい。夜間立会の金標準も、NY金とドル/円相場の不安定な動きによって乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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