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【貴金属市場】金標準は、3営業日連続の上昇

2025.01.08

(貴金属市場)
8日の金標準は、3営業日連続の上昇。金標準の中心限月12月限は前日比56円高の1万3543円。
夜間立会の金標準12月限は、序盤に1万3446円まで下落した後、NY金の強調地合いに反応して1万3578円まで続伸した。しかし、その後はNY金の上げ幅縮小の動きによって、金標準は1万3520円前後の水準まで上値を切り下げた。NY金の2月限は、中国の金地金の購入が支援材料となり2678.5ドルまで急伸したが、その後は2660ドル台半ばの水準まで上げ幅を縮小した。
日中立会の金標準は、序盤に為替の円安方向の動きによって金標準は1万3556円まで買い直された。しかし、その後はNY金が2660ドル前後まで下落したことで、金標準は1万3519円まで上げ幅を縮小した。ただ、引けにかけては、NY金が2665ドル台まで上昇すると、金標準は1万3550円前後の水準まで上昇した。
日中のNY金は、米国の長期金利の高止まりを背景に2660ドルを挟んだ動きとなっている。目先のNY金は、週末の米雇用統計の発表次第となっているが、今晩は米ADP雇用者数の発表や新規失業保険申請件数の発表が予定されている。前日のNY金は、昨年11月の雇用動態調査(JOLTS)が労働市場の堅調さを示す内容となったことで、利下げペースの鈍化観測が台頭してNY金の上値を抑える動きとなった。今晩も雇用関連指標の結果が、強気な内容となればNY金の下振れが警戒される。金標準は、3営業日連続で上昇しているが、NY金の下振れが警戒されることから、相場の急変に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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