（ＮＹ貴金属）
３日のＮＹ金は、３営業日ぶりに反落。ＮＹ金の期近２月限は前日比１４．３ドル安の２６５４．７ドル、ＮＹ白金の期近１月限は同１５．６ドル安の９１９．８ドル、ＮＹ銀の期近３月限は同１６．５セント高の３００６．５セント。
週末のＮＹ金は、利益確定の売りによって反落した。ＮＹ金の２月限は、序盤に米国の長期金利の低下によって２６８１．０ドルまで上昇した。しかし、その後は低下していた米長期金利が上昇すると、ＮＹ金は利益確定に売りが台頭して、米国取引時間帯に２６５０．６ドルまで急反落した。
一方、ＮＹ白金は為替のドル安・ユーロ高基調を背景に大幅続伸した。ＮＹ白金の４月限は、前日の上昇基調を継続すると序盤から買いが先行した。その後、為替のドル安・ユーロ高基調によってＮＹ白金の上昇基調が強まり、米国取引時間帯に９４９．５ドルまで大幅続伸した。
ＮＹ金２月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
ＮＹ白金４月限日足
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（ＷＴＩ原油・ＮＹ石油製品・北海ブレント）
３日のＷＴＩ原油は、５営業日連続で上昇。ＷＴＩ原油の期近２月限は前日比比０．８３ドル高の７３．９６ドル、北海ブレント原油の期近２月限は同０．５８ドル高の７６．５１ドル、ＲＢＯＢガソリンの２月限は、同０．１８セント高の２０５．３７セント、ＮＹヒーティングオイルの期近１月限は、同０．６２セント安の２３４．７８セント。
週末のＷＴＩ原油は、欧米のエネルギー需要の拡大観測を背景に続伸した。ＷＴＩ原油の２月限は、連日の上昇に対する持ち高調整の動きによって７２．７０ドルまで下落した。しかし、その後は欧米のエネルギー需要の拡大観測が引き続き支援材料となり、米国取引時間帯に７４．３５ドルまで続伸した。上昇局面では、為替のドル安基調もＷＴＩ原油の買い材料となった。
ＷＴＩ原油期近２月限日足
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（ＣＢＯＴコーン）
３日のシカゴコーンは、３営業日ぶりに反落。シカゴコーンの中心限月３月限は前日比８．７５セント安の４５０．７５セント。
週末のシカゴコーンは、利益確定の売りによって反落した。シカゴコーンの３月限は、連日の強調地合いを維持すると序盤に４５９．７５セントまで直近の高値を更新した。しかし、高値を更新した後は週末要因による利益確定の売りが台頭して、シカゴコーンは上値を切り下げる展開となった。その後、米国取引時間帯に弱気な米国の輸出需要が売り圧力を強めると、シカゴコーンは４４９．２５セントまで崩れた。米農務省が公表した米国産トウモロコシの週間輸出成約高は、７７万７０００トンとなり市場予想の下限となる８０万トンを下回った。
シカゴコーン期近３月限日足
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