（貴金属市場）
３０日の金標準は、４営業日ぶりに反落。金標準の中心限月１２月限は前週末比７３円安の１万３３７８円。
先週末の夜間立会の金標準１２月限は、ＮＹ金の軟調地合いと為替の円高方向の動きを背景に１万３３５５円まで下落した。しかし、その後は為替が円安基調に戻ると金標準は１万３４００円前後の水準まで下げ幅を縮小した。ＮＹ金の２月限は、米国の長期金利の上昇が圧迫要因となり２６２５．２ドルまで下落した。
週明けの日中立会は、序盤にＮＹ金が２６４０ドル台まで反発して、金標準は１万３４３４円まで戻した。しかし、金標準の１万３４３０円台まで戻りは一時的な動きとなり、その後はＮＹ金が２６３３ドル台まで上値を切り下げると、金標準は１万３３７０円台まで売り直された。
日中のＮＹ金は、２６４０．７ドルまで反発した後、２６３０ドル台前半まで上値を切り下げている。米国の長期金利の高止まりが引き続きＮＹ金の圧迫要因となっている。金標準は、ＮＹ金の上値の重い展開と年末・年始の休場を控えた持ち高調整の動きによって日中立会ではは１万３３７０円台まで下落している。今晩の夜間立会は、２０２５年１月２日までの連休を控え、引く続き持ち高調整の動きが予想され乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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