(貴金属市場)
24日の金標準は、4営業日ぶりに反落。金標準の中心限月10月限は前日比23円安の1万3283円。
夜間立会の金標準は、序盤に1万3312円まで上昇したが、その後はNY金の軟調地合いによって1万3239円まで崩れた。ただ、安値をつけてからの金標準は為替の円安基調とNY金の軟調地合いを背景に売りと買いが交錯して、1万3240円台から1万3300円台のレンジで揉み合う展開となった。NY金の2月限は、米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2623.2ドルまで下落した。
日中立会は、序盤に為替の円安基調によって金標準は1万3297円まで買い直されたが、その後は為替が円高方向に進むと金標準は1万3259円まで下落した。ただ、日中立会の引けにかけては1万3283円まで戻した。
日中のNY金は、2634.0ドル台まで上昇している。ただ、明日のクリスマスによる休場となっていることから、今晩のNY金は休場前の持ち高調整の動きが続くと予想される。金標準は、1万3239円まで下落してから為替の円安基調によって下げ幅を縮小している。しかし、夜間立会ではNY金の休場や年末年始を控えた動きから、金標準は様子見ムードの展開が想定される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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