（ＮＹ貴金属）
２３日のＮＹ金は、反落。ＮＹ金の期近２月限は前週末比１６．９ドル安の２６２８．２ドル、ＮＹ白金の期近１月限は同１２．５ドル高の９４８．９ドル、ＮＹ銀の期近３月限は同２３．１セント高の３０１８．９セント。
週明けのＮＹ金は、米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり反落した。ＮＹ金の２月限は、序盤に２６４６．８ドルまで上昇した。しかし、その後は米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調をきっかけにＮＹ金は上値を切り下げ、米国取引時間帯に２６２３．２ドルまで反落した。ただ、安値をつけてからのＮＹ金は、上昇していた米長期金利と為替のドル高・ユーロ安基調が一服すると、引けにかけて２６２９ドル台まで下げ幅を縮小した。
一方、ＮＹ白金は為替のドル高・ユーロ安基調の中、続伸した。ＮＹ白金の１月限は序盤から買いが先行すると、米国取引時間帯に９５２．８ドルまで上値水準を切り上げた。ＮＹ白金の９５０ドル台回復は、８営業日ぶりとなっている。
ＮＹ金２月限日足
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ＮＹ白金１月限日足
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（ＷＴＩ原油・ＮＹ石油製品・北海ブレント）
２３日のＷＴＩ原油は、反落。ＷＴＩ原油の期近２月限は前週末比０．２２ドル安の６９．２４ドル、北海ブレント原油の期近２月限は同０．３１ドル安の７２．６３ドル、ＲＢＯＢガソリンの１月限は、同０．３３セント安の１９３．８３セント、ＮＹヒーティングオイルの期近１月限は、同０．５４セント安の２２２．６３セント。
週明けのＷＴＩ原油は、為替のドル高基調が圧迫要因となり反落した。ＷＴＩ原油の２月限は、序盤に６９．９４ドルまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高基調による割高感によってＷＴＩ原油は下落基調に転換して、米国取引時間帯に６８．５９ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからのＷＴＩ原油は、安値拾いの買いや為替のドル高基調の一服を背景に、６９．６０ドル前後まで買い直された。
ＷＴＩ原油期近２月限日足
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（ＣＢＯＴコーン）
２３日のシカゴコーンは、３営業日連続で上昇。シカゴコーンの中心限月３月限は前週末比１．５０セント高の４４７．７５セント。
週明けのシカゴコーンは、米国の輸出需要を背景に続伸した。シカゴコーンの３月限は、序盤に買いが先行して４４８セント台まで続伸した。しかし、その後は為替のドル高基調をきっかけに、シカゴコーンは４４６．２５セントまで下落した。ただ、シカゴコーンの下落は一時的な動きとなり、安値をつけてからは好調な米国の輸出需要を背景に４４８セント台まで買い直された。この日発表された米国産トウモロコシの週間輸出検証高は１１２万２８６１トンとなり、予想レンジの８０～１２０万トンの上限に近い内容となった。また、米農務省は、仕向け地不明の米トウモロコシ１３万２０００トンの輸出を確認した。
シカゴコーン期近３月限日足
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