（ＮＹ貴金属）
２０日のＮＹ金は、急反発。ＮＹ金の期近２月限は前日比３７．０ドル高の２６４５．１ドル、ＮＹ白金の期近１月限は同１２．９ドル高の９３６．４ドル、ＮＹ銀の期近３月限は同５４．７セント高の２９９５．８セント。
週末のＮＹ金は、米国の長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調を背景に急反発した。ＮＹ金の２月限は、序盤に２６０３．７ドルまで下落した。しかし、安値をつけてからのＮＹ金は下げ一服の展開から戻り基調に転換した。その後、米国取引時間帯に米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調をきっかけに、ＮＹ金は２６５３．８ドルまで急反発した。この日発表された米国の１１月個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数が、前年比２．４％上昇となり市場予想の２．５％上昇を下回ったが、２か月連続で伸び率は拡大した。この米ＰＣＥ物価指数の結果を受けて、米長期金利が低下して為替のドル安・ユーロ高基調に進んだ。ただ、高値をつけてからのＮＹ金は、低下していた米長期金利が戻り基調になると、ＮＹ金は引けにかけて２６４３ドル台前後まで上げ幅を縮小した。
ＮＹ白金も為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり反発した。ＮＹ白金の１月限は、序盤に９１８．５ドルまで下落した。しかし、その後は為替のドル安・ユーロ高基調を背景にＮＹ白金は９３７．９ドルまで反発した。ただ、高値をつけてからのＮＹ白金は為替のドル安・ユーロ高基調が一服するとＮＹ白金は９３０．０ドル台まで上値を切り下げた。
ＮＹ金２月限日足
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ＮＹ白金１月限日足
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（ＷＴＩ原油・ＮＹ石油製品・北海ブレント）
２０日のＷＴＩ原油は、小幅反発。ＷＴＩ原油の期近２月限は前日比０．０８ドル高の６９．４６ドル、北海ブレント原油の期近２月限は同０．０６ドル高の７２．９４ドル、ＲＢＯＢガソリンの１月限は、同１．８８セント高の１９４．１６セント、ＮＹヒーティングオイルの期近１月限は、同０．６０セント安の２２３．１７セント。
週末のＷＴＩ原油は、為替のドル安基調が支援材料となり反発した。ＷＴＩ原油の２月限は、前日の軟調地合いを継続して序盤から売りが先行して６８．４２ドルまで下値を切り下げた。しかし、その後は為替のドル安基調をきっかけにＷＴＩ原油は上昇基調に転換して６９．８５ドルまで反発した。ただ、高値をつけてからのＷＴＩ原油は、為替のドル安基調が一服したことで引けにかけて６９．５０ドル前後まで上げ幅を縮小した。
ＷＴＩ原油期近２月限日足
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（ＣＢＯＴコーン）
２０日のシカゴコーンは、続伸。シカゴコーンの中心限月３月限は前日比５．５０セント高の４４６．２５セント。
週末のシカゴコーンは、米国の輸出需要と為替のドル安基調が支援材料となり続伸した。シカゴコーンの３月限は、前日からの上昇基調を維持すると序盤から買いが先行した。その後、米国の好調な輸出需要と為替のドル安基調を背景にシカゴコーンは４４７．５０セントまで続伸した。この日も米農務省は、コロンビア向けに２０２４～２５年度渡しのトウモロコシ１５万トンの売却を確認した。
シカゴコーン期近３月限日足
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