(貴金属市場)
18日の金標準は、急反落。金標準の中心限月10月限は前日比89円安の1万3083円。
夜間立会の金標準は、NY金の軟調地合いと為替の円高基調を背景に、序盤から売りが先行して1万3043円まで急反落した。しかし、その後はNY金の戻りと為替の円高基調の一服によって、金標準は1万3100円前後まで下げ幅を縮小した。NY金の2月限は、米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調を背景に2646.1ドルまで続落したが、その後は2660ドル台まで戻した。
日中立会は、NY金が2667ドル台まで上昇して、金標準は1万3151円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金が2660ドル割れまで崩れ、為替が円高方向に進むと、金標準は1万3074円まで売り直された。
日中のNY金は2667.3ドルまで反発した後、2660ドル前後まで下落している。ただ、今晩のNY金は米FOMC(連邦公開市場委員会)による政策金利の発表とパウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見の内容次第となっている。よって、パウエル米FRB議長の記者会見後の相場の急変に注意したい。金標準も今晩の夜間立会は、米国の政策金利の発表とパウエル米FRB議長の記者会見の内容次第となっているので、相場の乱高下が警戒される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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