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【貴金属市場】金標準は、乱高下する展開の中、3営業日ぶりに反発

2024.12.09

(貴金属市場)
9日の金標準は、3営業日ぶりに反発。金標準の中心限月10月限は前末比42円高の1万2818円。
先週末の夜間立会の金標準10月限は、序盤に1万2870円まで上昇した。しかし、その後はNY金の下落と為替の円高基調を背景に、金標準は1万2702円まで崩れた。ただ、安値をつけてからの金標準は、NY金の出直りの動きと為替の円安方向の戻りによって1万2770円前後まで買い直された。NY金の2月限は、11月の米雇用統計の発表後に2645ドル台まで売られたが、その後は2663ドル台まで上昇した。
週明けの日中立会は、NY金が2649ドルまで下落すると、金標準は為替の円高方向の動きもあった1万2721円まで売られた。しかし、その後は為替の円高方向の動きが一服して、NY金が2672ドル台まで上昇すると、金標準は1万2841円まで買い直された。ただ、1万2841円まで上昇してからの金標準は、売り買いが交錯して1万2769円まで下落した後、1万2831円まで反発した。
日中立会のNY金は、不安定な動きとなり2649ドル台から2672ドル台の間で乱高下している。11月26日以降、ロウソク足は2630ドル台前後と2690ドル前後のレンジで揉み合う動きが継続している。今週は、11日に米国の11月消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、それまでNY金は様子見の動きが予想される。金標準も、先週末の夜間立会から1万2700円台と1万2870円台のレンジで揉み合う動きとなっている。まだ、先週からのレンジ内で推移する動きが続いており、方向感のない動きが継続している。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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