(貴金属市場)
3日の金標準は、急反発。金標準の中心限月10月限は前日比91円高の1万2843円。
夜間立会の金標準10月限は、序盤にNY金の上昇に反応して1万2862円まで急反発した。しかし、その後はNY金の下落と為替の円高基調を背景に、金標準は1万2728円まで直近の安値を更新した。NY金の2月限は、2675.0ドルまで上昇した後、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2656ドル台まで崩れた。
日中立会は、NY金の出直りの動きと為替の円安方向の戻りによって、金標準は1万2862円まで買い直された。ただ、日中立会の引けにかけては1万2840円台まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、2672ドル台まで上昇したが、その後は為替のドル高・ユーロ安基調によって、上値は重くなっている。金標準は、為替の円安方向の動きによって直近の安値から戻り基調となっている。ただ、連日下値水準を切り下げていることや米ドル/円相場が不安定な動きとなっていることを踏まえると、金標準の下振れ警戒は続くと見たい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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