フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

【貴金属市場】金標準は、週明けに1万2741円まで直近の安値を更新

2024.12.02

(貴金属市場)
2日の金標準は、大幅下落。金標準の中心限月10月限は前週末比136円安の1万2780円。
週末の夜間立会の金標準10月限は、序盤にNY金の強調地合いに反応して1万2947円まで反発した。しかし、その後はNY金の上値切り下げと為替の円高方向の動きによって、金標準は1万2802円まで崩れた。NY金の2月限は、2690.5ドルまで上昇した後、2672ドル台まで上げ幅縮小した。米ドル/円は、一時149.40円台まで円高に進んだ。
週明けの日中立会は、NY金が2645ドル台まで崩れると、金標準は2024年11月18日の安値1万2750円を下抜けして1万2741円まで直近の安値を更新した。しかし、安値をつけてからはNY金の下げ一服と為替の円安基調を背景に、金標準は1万2820円台まで戻した。ただ、その後は為替の円安基調が一巡して、金標準は1万2750円台まで売り直された。
日中のNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2644.5ドルまで崩れている。今週は、週末に米国の11月雇用統計の発表が予定されている。また、米雇用統計以外の経済指標の発表も予定されていることから、NY金の乱高下に注意したい。
金標準は、NY金の値崩れと為替の円高方向の動きによって直近の安値を更新している。ただ、日足チャートは11月18日の安値1万2750円と本日の安値1万2741円でダブルボトムを形成している様なロウソク足の並びとなっている。目先は、本日の安値を下抜けするまで、ダブルボトムを意識した動きによる下げ止まりが予想される。ただし、1万2741円を下抜けすると、テクニカル要因による売り圧力が強まるとみて注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

関連記事

【海外商品市況】23日のNY金とNY白金は反落、WTI原油は5営業日連続の下落
コモディティ(CX)
コモディティ(CX)
【海外商品市況】23日のNY金とNY白金は反落、WTI原油は5営業日連続の下落
【貴金属市場】23日の金標準は1万3934円まで続伸して、連日の史上最高値を更新
コモディティ(CX)
コモディティ(CX)
【貴金属市場】23日の金標準は1万3934円まで続伸して、連日の史上最高値を更新
【サヤ取り】金価格は最高値更新・安全資産・金白金のサヤは短期トレードによるサヤ取りの売買戦略
動画コンテンツ
【サヤ取り】金価格は最高値更新・安全資産・金白金のサヤは短期トレードによるサヤ取りの売買戦略
【金価格】史上最高値を更新!今後の注目ポイントは?
コモディティ(CX)
コモディティ(CX)
【金価格】史上最高値を更新!今後の注目ポイントは?
  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP